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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 ― 第145回

HTC、ASUS、富士通の3万円台のSIMフリースマホを比較!

2015年11月09日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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 今やSIMフリーのスマホは選び放題。種類が豊富なうえ、価格、スペック、機能ともに多彩になってきた。しかし、その中でもスペックと価格のバランスを考えると、3万円台が本命ではないかと見ている。今回選んだ3台の実力は?

HTC Desire 626ZenFone Selfiearrows M02

カメラ重視か、長持ち重視か
HTC Desire、ZenFone、arrowsのSIMフリー機

 今回用意したスマホは、ほぼ税込3万円台で買えるSIMロックフリーの3機種。HTC「HTC Desire 626」、ASUS「ZenFone Selfie」、そして富士通「arrows M02」だ。まずは3機種を簡単に紹介していく。

●HTC「HTC Desire 626」
他のSIMフリースマホにはない、ポップなデザインで楽しげな印象。上位モデルのHTC Desire EYEと違い、機能はミドルクラスだが、それでもアウトカメラは13メガ。HTC独自のUIで使いやすさをウリにしている。

●ASUS「ZenFone Selfie」
人気のZenFoneシリーズのバリエーションモデル。こちらも明るい印象だが、高級感のあるZenFoneシリーズらしい洗練されたデザイン。その名のとおり、自撮りをはじめワイド撮影、画質といったカメラの性能を強く推している。ギリギリ3万円台でCPUがオクタコアとスペックもなかなか。

●富士通「arrows M02」
防水・防塵に加え、MIL規格準拠のテストもクリアしているというタフさが売りのスマホ。バッテリーは3日持ち、ディスプレイに有機EL、日本語入力にSuper ATOK ULTIASを採用。ドコモ&auのネットワークに対応し、VoLTE、おサイフケータイまで使える。

 海外メーカーの2機種、HTC Desire EYE、ZenFone Selfieはカメラが一押し。arrows M02は国内メーカーのブランドに加えて、防水・防塵対応。さらに頑丈・スタミナにも自慢といったところか。

  HTC Desire 626 ZenFone Selfie ZD551KL arrows M02
メーカー HTC ASUS 富士通
本体サイズ 約70.9×146.9
×8.19mm
約77.2×156.5
×3.9~10.8mm
約68.9×141
×8.9mm
重量 約140g 約170g 約149g
画面サイズ 5型 5.5型 5型
画面解像度 720×1280ドット 1080×1920ドット 720×1280ドット
OS Android 5.1 Android 5.0.2 Android 5.1.1
CPU クアッドコア
1.2GHz
オクタコア
1.5GHz+1GHz
クアッドコア
1.2GHz
ROM/RAM 16GB/2GB 16GB/2GB 16GB/2GB
メモリーカード microSDXC microSDXC microSDHC
LTE対応
周波数帯
バンド1/3/5/7
/8/19/28
バンド1/2/3/5
/6/8/9/18/19/28
バンド1/3/8/
19/26
キャリアアグリゲーション × × ×
VoLTE × ×
連続通話時間 541分 1386分 700分(VoLTE)/630分(3G)
無線LAN IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
テザリング
カメラ画素数 1300万画素 1300万画素 810万画素
インカメラ 500万画素 1300万画素 240万画素
防水/防塵 ×/× ×/× IPX5/IPX8/
IP6X
ワンセグ連続視聴 × × ×
フルセグ連続視聴 × × ×
FeliCa × ×
赤外線通信 × × ×
NFC ×
Bluetooth 4.1 4.0 4.1
MHL(HDMI) × × ×
Miracast
SIM形状 nanoSIM microSIM×2 nanoSIM
バッテリー容量 2000mAh 3000mAh 2330mAh
Qi × × ×
カラバリ マカロンピンク、マリーンブルー ホワイト、ピンク、アクアブルー Black、White

 最もコンパクトなのがarrows M02。幅が70mm切りとなかなかスリムだ。ただし、防水・防塵対応だけに、重量はHTC Desire 626の方が軽い。ZenFone Selfieは5.5型ディスプレーの大型機だ。画面解像度を見ると、フルHDのZenFone Selfieに対し、HTC Desire EYEとarrows M02はHD止まり。

 CPUではオクタコアのSnapdragon 615を搭載するZenFone Selfieがやはり強力。

 4G(LTE)の対応周波数帯を見ると多彩。HTC Desire 626、ZenFone Selfieは海外の対応周波数帯も豊富。特にZenFone SelfieはデュアルSIMスロットで海外出張時に便利そうだ。また、arrows M02はmineoがau MVNOのSIMでの対応を公表している(ただし、VoLTE対応SIM)。

 バッテリー容量ではZenFone Selfieが3000mAhと大きくなっており、当然というべきか連続通話時間も長い。また無線LANでも5GHz帯+IEEE 802.11acに対応している。カメラではHTC Desire 626、ZenFone Selfieが画素数では13メガ。特にZenFone Selfieはインカメラも13メガだ。

 日本向け機能ではワンセグ、フルセグ、赤外線通信への対応は3機種とも全滅。ただし、arrows M02はSIMフリー端末としては貴重なおサイフケータイに対応。サービスではWAON、Edy、QUICPayなどがすでに利用可能で、ここにモバイルSuicaがぜひ加わってほしいが……どうなるだろうか。

 3機種とも結構な違いがあるものの、やはりスペックではZenFone Selfieが一歩抜きんでている。同じミドルクラスでもスペックには差がある印象だ。

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