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Surface Pro 4の発売が間近! スペックと用途から考えてみる

Surface Pro 4とSurface Book、どっちを買えばいい?

2015年11月10日 09時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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Surface Pro 4とSurface Book、違いは?

 米マイクロソフトが10月に発表した13.5型の「Surface Book」と12.3型の「Surface Pro 4」。Surface Bookの国内発売は2016年初頭になるそうだが、Surface Pro 4は11月12日と発売も近い。

 名前は似ているが、異なる部分も多い両機種。Surface Pro 4発売目前のいま、あらためて両機種の特徴をチェックしたい。どちらを購入しようか悩んでいる読者の参考になれば幸いだ。

Surface Pro 4はこれまでのSurface Proシリーズの後継

Surface Pro 4

 まずはSurface Pro 4からチェック。Surface Pro 4はこれまでのSurfaceと同じく単体のWindowsタブレットとして販売され、キーボードを使いたい場合は、別売りの「タイプカバー」を用いる。またSurfaceのトレードマークでもある本体背面のカバー状のスタンド「キックスタンド」も搭載する。

 CPUはインテル第6世代のCore i7/i5/M3、ストレージは最大で1TB、メモリーは最大で16GBと、スペックは他社製ノートPCのスタンダードモデル最上位機種と同等かそれ以上。Surface Pro 3もノートPCとして充分な性能をそなえていたが、Surface Pro 4はさらに負荷のかかる作業にも対応できるようになった。

 Surface Pro 4はこれまでのSurfaceの純粋な後継機種だ。これまでSurfaceシリーズを使ってきて、純粋に後継機種に乗り換えたいユーザー、または世代の古くなったWindowsタブレット/デタッチャブルPC/クラムシェル型のノートPCの置き換えとしてSurfaceを導入したいユーザーは、Surface Pro 4を選べば快適に利用できるはず。Core M3モデルから、Core i7まで、スペックと価格にも幅があるため、利用スタイル合わせて選択したい。

Surface Bookは新コンセプト

Surface Book(中央)

 一方のSurface Bookは新シリーズ。これまでのSurfaceとの最も大きな違いは、(下位モデルを除き)GeForceベースのGPUをディスクリートで搭載している点と、パッケージにあらかじめキーボードドックが組み込まれている点。これまでのSurfaceが「ノートPCの置き換えにもなるタブレットPC」だとすれば、Surface Bookは「タブレットPCとしても使える着脱式のノートPC」だ。

 ボディーはマグネシウム製で、蛇腹状のヒンジで開閉する。意外なのは、Surface Pro 4本体の重量がおよそ766/786gなのに対し、Surface Bookのタブレット側の重量はおよそ728g。また厚みもSurface Pro 4がおよそ8.4mmなのに対し、Surface Bookのタブレット側はおよそ7.7mm。

独特のヒンジも特徴のひとつ

 数字だけ見るとタブレットとして利用する場合にもSurface Bookの方が携帯性が高く、便利そうに思えるが、Surface Pro 4がインターフェースをすべて本体側に搭載しているのに対し、Surface Bookは(3.5mmステレオジャックを除き)インターフェースをキーボードドック側に搭載している。またSurface Bookの特徴でもあるGPUはキーボードドック側に搭載しているため、タブレット単体で利用した場合はSurface Bookならではの恩恵は受けにくい。

 またバッテリー駆動時間についても、キーボードドックに接続した場合は最大12時間となるが、キーボード側にもバッテリーユニットがあるため、タブレットのみを使用する場合はこれよりも短くなるはずだ(単体使用時のバッテリー駆動時間は非公開)。Surface Bookの機能をフルに活用したい場合は、キーボードドックに接続した状態での、卓上での使用が前提になる。Surface Bookは、「GPUを必要とするような作業がこなせるクラムシェル型のノートPC」が欲しくて、「時々はタブレットとしても利用したい」ユーザーに向く製品と言える。

Surface Bookの価格も気ところになる

 異なるコンセプトのSurface Pro 4とSurface Bookだが、OSはWindows 10 Proで共通、最大のメモリー容量/ストレージ容量も共通、プロセッサーも最上位モデルはCore i7、ペンの筆圧検知は1024段階、ディスプレーの解像度は異なるが画素密度はどちらも267ppi……などなど共通する仕様も多いために、やはり大きな違いといえば、「GPUの有無」と「キーボードの仕様」、「重量」、そして「価格」だ。

 Surface Bookの国内価格はまだ未定なため、発売予定とされている来年初頭までGPUの有無やキーボードの打鍵感、クラムシェルPCとしての使い勝手にどのくらいの重きを置くか、それにどの程度の差額を払えるかを考えながら、じっくりと待ってみるのもいいかもしれない。

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  Surface Book Surface Pro 4
OS Windows 10 Pro Windows 10 Pro
CPU Core i5/i7 Core M3/i5/i7
グラフィックス Intel HD Graphics 520(CPU内蔵)
GeForceベースのGPU(下位モデル除く)
Intel Iris Graphics 6100(CPU内蔵)
ディスプレー 13.5型液晶(3000×2000/267ppi) 12.3型液晶(2736×1824/267ppi)
ストレージ 128/256/512GB/1TB 128/256/512GB/1TB
メモリー 8/16GB 4/8/16GB
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
Surface ペン 1024段階の筆圧感知
カメラ 8メガ アウトカメラ/5メガ インカメラ 8メガ
インターフェース USB 3.0×2、Mini DisplayPort、
3.5mm音声入出力ジャック、SDスロット
USB 3.0×2、Mini DisplayPort、
3.5mm音声入出力ジャック、SDスロット
駆動時間 ビデオ再生 最大12時間 最大9時間
サイズ 312.3×232.1×22.8mm(ドッキング時) 292.10×201.42×8.45mm
重量 1.516kg 766/786g
価格 米国価格 1499ドル(約17万9800円)から 13万4784円から
※モデルごとに仕様が異なる製品については、選択できる仕様をすべて記載。

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