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Facebookでダイエット。減量分はジムが買い取り

2015年11月02日 16時36分更新

記事提供:ITソーシャルニュース

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鍼灸整骨院を併設したスポーツジムを運営する株式会社プレビッグ(大阪市、松村裕基代表取締役)が、10月5日からスタートした新プログラム「シェアダイエット」。Facebookでダイエットの記録を共有し、減った体重をスポーツジムが買い取るというユニークな仕組みだ。その効果はどのようなものだろうか。シェアダイエットでは、見知らぬ男女5人がグループを作り、1ヶ月間、Facebook専用ページに体重や運動・食事内容を毎朝投稿。いつまでもおいしくビールを飲みたいという40代男性や、結婚式に向けて姿勢や骨盤の歪みを直したいという20代女性などが参加している。
大きな特徴は、年齢、性別、職業などがまったく異なる人が、Facebookで励まし合いながらダイエットに取り組んでいる点。1ヶ月後、グループ全体で減った体重を合算し、1kg減るごとに5000円のキャッシュバックを受けることができるのも、ダイエットの大きな動機付けになっている。キャッシュバックの上限は5万円(10kg)。財源は会員が払う月額2万円の会費で賄われる。

さて、シェアダイエットの効果はというと、中間時点での体重変化は、グループ合計でマイナス8.3kg、1人平均マイナス1.6kgと、かなりの減量につながっている。最も減量に成功した人でマイナス4.9kg。参加者の一人である主婦の矢部さとみさん(49)は、「昔より体重が増えてしまっているので、この機会に本気で痩せたい」と闘志を燃やしている。

プレビックでは、よりダイエット効果が上がるよう、専用トレーナーのアドバイスに加え、週1回のパーソナルセッションや、筋肉をほぐし血流をアップするマッサージをジムで実施。参加者は、月会費の範囲内で合計4回通える。トレーナーは、Facebookでもアドバイスを行う。

米ベイラー医科大学が行った研究によると、一人でダイエットを行うより、仲間と一緒に取り組むほうが、ダイエット成功率は大幅に上がるという。6ヶ月間かけて体重を5%減らすのに成功した割合には、8倍の差があったとの調査結果がある。
Facebookの「人と人とがつながる力」を利用したシェアダイエット。新しい減量法として人気を呼びそうだ。

(取材・記事:堀内優子)


トレーニングの様子




トレーニングの様子

(企業ホームページ)
http://www.you-kenko.com/

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