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きれいに紅葉を撮るならコレ! 秋のデジカメ特集 第2回

最高の画質で紅葉を! ソニー/ニコン/キヤノンのフルサイズ一眼画質をチェック!!

2015年11月03日 12時00分更新

文● 周防克弥

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ISO 6400までなら常用可能
D810の画質をチェック!

感度別撮影サンプル

ISO 32

ISO 32

ISO 64

ISO 64

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

ISO 6400

ISO 6400

ISO 12800

ISO 12800

ISO 25600

ISO 25600

ISO 51200

ISO 51200

 今回使用したレンズは、10月下旬に発売されたばかりの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」。基本感度はISO 64~12800まで設定可能。減感処理でISO 32まで、増感処理でISO 51200相当まで設定できる。

「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を装着したところ

「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を装着したところ

 ISO 3200くらいからノイズが出てくるが、ISO 6400までは十分に常用可能。ISO 12800以降ではノイズが目立ってくるが、それでもわかって使う分には問題なさそう。

 増感処理が行なわれるISO 25600以降は偽色も出てきてディテールへの影響も出てくる。この辺は割り切りが必要だ。

プロでもアマでも使えそうな一台

質感の描写力はとても高い。ほんの一瞬だけ木漏れ日が斜光で当たった瞬間に狙ったが、高速なAFと正確なオート露出でいい感じに撮れている。絞りはF4.0ととてもピントが浅く、開放値に近く、近接撮影しているため、描写力が落ち、それがソフトな感じでよくなっている。撮影する距離や絞りでレンズの描写力が変わってくるのもまた楽しい

質感の描写力はとても高い。ほんの一瞬だけ木漏れ日が斜光で当たった瞬間に狙ったが、高速なAFと正確なオート露出でいい感じに撮れている。絞りはF4.0ととてもピントが浅く、開放値に近く、近接撮影しているため、描写力が落ち、それがソフトな感じでよくなっている。撮影する距離や絞りでレンズの描写力が変わってくるのもまた楽しい

淡い色のグラデーションもきれいに再現される。レンズもきれいなボケ味だ。絞りはF8.0まで絞ってるが、近寄って撮影しているため、非常にピントが浅い。この浅い被写界深度を楽しむのもフルサイズ素子を使ってるデジイチの醍醐味である

淡い色のグラデーションもきれいに再現される。レンズもきれいなボケ味だ。絞りはF8.0まで絞ってるが、近寄って撮影しているため、非常にピントが浅い。この浅い被写界深度を楽しむのもフルサイズ素子を使ってるデジイチの醍醐味である

 マグネシウム合金製の堅牢なボディーは重量感があり、シャッターボタンをはじめ、ほかの操作系のダイヤル、ボタンなどもしっかり作られている。て高い剛性感が感じられ、道具としての安心感がある。防塵防滴仕様なので悪天候での撮影も安心して行なえ、道具としての信頼性が高い。

 汎用性の高い画素数でもあり、プロカメラマンの使用率も高いと思われ、プロ・アマ問わずにメインのカメラとして使っていけそうだ。

(次ページに続く、「5000万画素の高解像な写真が撮れる! キヤノン EOS 5Ds

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