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山谷剛史の「アジアIT小話」 ― 第110回

中国独自のAndroid搭載レジは爆買い観光客用にも最適!?

2015年10月22日 12時00分更新

文● 山谷剛史

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このようなレジスター型のパソコンが今でも電脳街で売られている
このようなレジスター型のパソコンが今でも電脳街で売られている

 前回は、中国発の新しいPCとして、厚みがありインターフェースを充実させた低価格な小型PCのようなタブレットのような製品を紹介した。

 中国の小型PCをベースにした2in1 PCはこれがはじめてではなく、たとえばAtom搭載のレジスターは、以前から今に至るまで電脳街で売られているのをよく見かける。

 また、電脳街では見かけないが、デジタルサイネージでもWindowsがインストールされたものが多く稼働しており、スペックを調べてみると小型PC同様Atomベースのものが多い。

 さて、今回はその延長上に位置する変わったAndroid端末について紹介したい。

中国ではAndroidを採用するレジやカードリーダーもある

 POSというと、日本ではiPadやAndroid搭載タブレットにクレジットカードリーダーをつけたPOSをたまに見かけるが、中国ではPC入りのレジスターが売られていたその延長か、Androidを搭載したレジスターや、Androidを搭載したポータブルカードリーダーが売られている。

第2のメーカーと称する「来銭快」というメーカーの製品 第2のメーカーと称する「来銭快」というメーカーの製品

 価格は上を見ればきりがないが、売れ筋としては1500元(3万円弱)から2000元(4万円弱)の価格帯の製品が多いので、変わった端末を手に入れたい人柱志望者には、買えないことともない価格である。

 ただし、レジスター用途の製品なのでCPUもメモリーも解像度も含め、総じてスペックは低く、ゲームをするにはスペック不足であることを付記しておく。

中央のモニターにAndroidによる画面が表示される 現金を入れるドロワーがない代わりにカードリーダー機能を充実した機種もある
中央のモニターにAndroidによる画面が表示される現金を入れるドロワーがない代わりにカードリーダー機能を充実した機種もある

 Android搭載レジスターはハードウェア的に面白い。レジスターなので、金を引き出すドロワーとレシートを印刷するためのサーマルプリンターを内蔵するのはもちろん、磁気・ICカードリーダーやNFCリーダーほか、Android搭載だから店員が操作するためのタッチパネルモニター搭載となっている。

レストランのメニューオーダーに最適化された機種 レストランでの使用例
レストランのメニューオーダーに最適化された機種レストランでの使用例

 さらに、Android機器ながら、客側にもディスプレーがあるデュアルディスプレー構造だったり、POSデータを送るためにW-CDMA方式などに対応したSIMカードスロットがある。

 そして、サイズに余裕がある本体だからこその複数のフルサイズUSBコネクターをはじめ、HDMIコネクターやLANコネクターやシリアルコネクターなどが用意されている。

(次ページに続く、「支払いはNFC……ではなくQRコードが主流」)

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