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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第428回

iPhone 6s Plusの「Live Photos」で猫の決定的瞬間を残す!

2015年10月16日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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iPhoneのほうが警戒されないので猫撮りには便利

 お次のすれ違い猫。こちらはLive Photosじゃないので動かないが、そのかわりすれ違う猫を流し撮りしてみた。

後ろにいるサビネコを狙ってみたら、右から別の猫がとことこと歩いてきたのでそっち狙いに切り替えてとっさに流し撮り(2015年10月 アップル iPhone 6s Plus)

後ろにいるサビネコを狙ってみたら、右から別の猫がとことこと歩いてきたのでそっち狙いに切り替えてとっさに流し撮り(2015年10月 アップル iPhone 6s Plus)

 iPhone 6s Plusの画質がこれだけよくなってくると、猫がいた、と思ったらとりあえずiPhoneを出しちゃうようになる。まあいつも一番取り出しやすいところに持ってるわけだし。

 iPhoneの方が猫に警戒されづらい感じだし(ほんとにそうかはわからないけど)、本職カメラより気楽に自由なアングルで撮れる。

 前ページの冒頭写真はごろんと寝転がってた猫をギリギリの高さと距離で撮ったもの。しゃがんで身体を捻って腕を伸ばしてiPhoneだけを猫の目の前に持っていって画面を斜めから見ながら撮ってるんだけど、そういう撮影の基本を無視した撮り方がさっとできる楽しさってのもある。

 最後はiPhoneできっちり撮ってみた写真を。

緑道の真ん中に座っていたサビネコ。目が合ったのでぐっと低い位置から狙ってみた。きりっとしたよい顔をしております(2015年10月 アップル iPhone 6s Plus)

緑道の真ん中に座っていたサビネコ。目が合ったのでぐっと低い位置から狙ってみた。きりっとしたよい顔をしております(2015年10月 アップル iPhone 6s Plus)

 まあ、いくら画質は上がってもスマートフォンのカメラは万能ではないので、ちゃんとした本職カメラは手放せないのだけど、じっくり構えてきっちり撮りたいときと、自由にラフにさっと撮りたいときで使い分ける感じが一番楽しいかなと思う。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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