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製造、金融、消費財、通信の4業界対応テンプレートで業界特有の需要に対応

「Oracle Sales Cloud」製造などの業界別テンプレート追加

2015年10月15日 09時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 日本オラクルは10月13日、顧客管理/営業支援(CRM/SFA)SaaS「Oracle Sales Cloud」最新版の提供を開始した。ハイテク/製造、金融、消費財、通信の4つの業界別テンプレートを追加したほか、アナリティクス機能で予測精度を向上させたなどの強化点がある。

 Sales Cloud最新版では、ハイテク/製造、金融、消費財、通信の4業界に対応するテンプレートを追加した。各テンプレートには、業界特有のデータモデルや画面、業務フロー、ルールが組み込まれている。営業チームは、業界に特化した機能を使って業界特有の需要に対応できる。

 また、新しい「ホワイト・スペース分析」機能では、顧客ごと/製品ごとの軸で、何がどこに売れている(売れていない)をわかりやすく表示する。これにより、どこが“ホワイト・スペース”で、提案すべき製品が何かを提示する。また、過去の実績や見込み案件情報に基づき、同業種内での売上傾向や組み合わせ販売、追加販売などの可能性も算定する。

 また「販売代理店管理」機能も追加された。販売代理店側で登録された新規案件や見込み案件の情報をリアルタイムに可視化し、問題点や改善点を早期に発見可能。また企業向けSNS「Oracle Social Network」を活用し、代理店管理部門と販売代理店がチャットや文書共有を通じたコラボレーションを可能にする。

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