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風景にARするだけがウェアラブルデバイスの仕事じゃない

ユーザーの体調を見るJINSの新アイウェア

2015年10月14日 15時21分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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JINS MEME ES(左)とMT(右)  

 ジェイアイエヌ(JINS)は10月14日、新アイウェア「JINS MEME(ミーム)」シリーズを発表した。センサーを内蔵し、ユーザーの身体や目の動きをチェックする機能を備える。11月5日に発売する。

 カジュアル(ウェリントンモデル)の「JINS MEME ES」とスポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT」の2モデルが用意される。両モデルとも6軸センサー(加速度・ジャイロ)を搭載、身体の動きを検出する。さらにMTには3点式眼電位センサーを搭載し、瞬きや視線移動を検出できる。検出したデータはBluetoothで接続したスマホに転送、アプリによってさまざまな活用を行なう。

集中力などを示すアタマ年齢(上)と身体の活動を示すカラダ年齢(下)を知ることができる 

 スマホアプリとしては公式基本アプリとして「JINS MEME App」が提供される。JINS MEME Appでは集中力や落ち着きを示す「アタマ年齢」、身体をしっかり動かしているかどうかを示す「カラダ年齢」を知ることができる。また、スポーツ用にはランニングの際の走りのバランスチェックやトレーニングの記録を行なえる「JINS MEME RUN」も提供。

ランニングのフォームや活動量をチェックできるランナー用アプリが用意される

 また、ドライバー向けとして、まばたきや視線変化から眠気をチェックする「JINS MEME DRIVE」も提供される。アプリはいずれも無料で、iOS版が11月5日より提供開始。Android版は2016年1月提供開始予定。

ドライバー向けアプリでは目の動きなどから眠気をチェック、警告が表示(ESのみ) 

 いずれのモデルは2時間の充電で最長24時間(スタンダードモード)の利用が可能。価格はカジュアルタイプのESが4万2120円、スポーツサングラスタイプのMTが2万520円。2160円でESは度付きレンズに、MTはクリアレンズ(度なし)に変更できる。

学術研究向けのJINS MEME ACADEMIC PACKではRAWデータの取得可能 

 また、研究用アプリ「JINS MEME ACADEMIC PACK」(54万円)も用意される。RAWデータの取得が可能で、学術研究者向け特化型ソリューションとして教育機関向けに発売される。

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