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最新Cherry Trail+Windows 10の鉄板構成で使うデタッチャブル

驚き、最新タブレットではペンでお絵描きが予想以上に快適になっていた! LAVIE Tab W TW710

2015年10月17日 11時00分更新

文● 山口 優、編集●ASCII.jp

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本体のUSB端子に挿して固定するペンホルダーが付属する

 ここ最近、パソコンでお絵描きを楽しんだり手書きメモをとりたいというユーザーの注目を集めているのが、ペン入力に対応したWindowsタブレットだ。

「LAVIE Tab W TW710CAS」

 ノートPCとペンタブレットを一緒に持ち歩くよりはるかにコンパクトでかさばらず、業務用の液晶ペンタブレットよりリーズナブル。しかも、技術の進化でペン入力の精度も向上して、ちょっとしたスケッチやメモとりなら十分実用になるというのがおもな理由だ。今回は、そうしたWindowsタブレットのなかでも人気のあるNECパーソナルコンピュータ「LAVIE Tab W TW710」シリーズの最新モデルを試すことができたので、その特徴や使い勝手を紹介していこう。

主な仕様
製品名 LAVIE Tab W TW710 CAS
CPU インテル Atom x7-Z8700(1.6GHz)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB フラッシュメモリ
光学ドライブ なし
ディスプレイ 10.1型ワイド(1,920×1,200ドット)
オーディオ ステレオスピーカー
ネットワーク IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth Ver.4.0
インタフェース USB3.0×1、Micro HDMI×1、マイク入力/ヘッドフォン端子×1
拡張スロット MicroSDメモリーカードスロット
カメラ 前面:約120万画素、背面:約500万画素
OS Windows 10 Home 64ビット

Windows 10と最新AtomのCherry Trailを搭載

 新しいLAVIE Tab W TW710シリーズは、デタッチャブルキーボードつきのTW710/CBSと、キーボードがつかないTW710/CASのふたつのモデルが用意されている。

シルバー基調でフラットな背面
液晶ディスプレイの解像度は1920×1200ピクセル。広視野角・高輝度・高色純度のIPSパネルを採用している

 今回試すことができたのは後者のTW710/CASの方だったが、通常は製品には付属しないキーボードも運よく借りることができた。そのため、ここではTW710/CAS本体と一緒にキーボードの使い勝手についても紹介する予定だ。

 TW710/CASの本体は、好評だった従来モデルのデザインを踏襲しており、ぱっと見で前モデル(2015年夏モデル)と区別することは困難。本体サイズは従来から厚みが0.15mm増えて質量が1g軽くなっているが、手にとってみても違いはほとんどわからない。

本体左側面には盗難防止用ロックが搭載されている本体右側面にはDC電源、USB3.0、Micro HDMI端子、microSDメモリーカードスロット、音量ボタン、マイク入力/ヘッドフォン端子が搭載されている
本体天面には電源スイッチが搭載されている本体底面には接続用端子とキーボード用接続端子を搭載する

 ただし、インターフェースのレイアウトが前モデルから変更されており、従来は左側面にあったUSBコネクターや電源端子が右側面に移動している。また、USBポートやmicroSDカードスロットなどについていたカバーが省略され、各ポートにすぐにアクセスできるようになった。ちなみにUSB端子はUSB 2.0からUSB 3.0に機能アップしているが、背面カメラの画素数が従来の800万画素から500万画素にグレードダウンするなど若干残念な部分もある。

本体背面には500万画素のカメラを搭載する
本体背面下部に、1W+1Wのステレオスピーカーを搭載している

 OSは、今回から新しくWindows 10 Home 64ビットが採用されている。搭載するCPUも刷新され、開発コード名がBay Trail-Tと呼ばれる従来のAtom Z3795からCherry Trailと呼ばれるAtom x7-Z8700に変更された。それにともないグラフィックス性能や省電力性が向上しており、バッテリ駆動時間は前モデルの9.8時間から11.5時間に117%アップしているとのこと。

「WinSAT.exe」の結果

 そこで実際にどのくらい性能がアップしているのか、いくつかベンチマークを実行して測ってみることにした。まず、Windows 10のシステム評価ツール「WinSAT.exe」では、次のような結果になった。

WinSAT.exeの結果
プロセッサー 6.7
メモリ 5.9
グラフィックス 5
ゲーム用グラフィックス 不明
プライマリディスク 6.85

 OSのバージョンが異なるため単純な比較はできないものの、プロセッサーもグラフィックスもAtom Z3795を搭載する前モデルよりもスコアがアップしている。とくにグラフィックスは前モデルの4.3前後から大きく向上した(ゲーム用グラフィックスは9.9という数値になっているが、計測不可能という意味で本来の性能を表すものではない)。

 次に、総合的なパフォーマンスを見るためPCMARK 8 Basic Editionを実行してみたところ、次のような結果になった。

「PCMARK 8 HOME ACCELERATED」のベンチマーク結果
PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0スコア
HOME Score 1135
Test duration 79min 34s
Web Browsing - JunglePin 0.35166s
Web Browsing - Amazonia 0.27035s
Writing 20.60475s
Casual Gaming 7.97fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v2 29.99fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2 326.00000ms
Advanced Photo Editing part 1 1.72858s

 結果を見ると、Atom Z3795を搭載するWindowsタブレットと同程度か若干よい結果になった。Webブラウズや文書作成などの日常的な作業では性能アップを実感することは少ないかもしれない。

 続いてグラフィックス性能を見るためドラゴンクエストX ベンチマークソフトを実行してみたところ、次の結果になった。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」の結果
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
最低品質 1280×720 2009 やや重い
標準品質 1280×720 1683 重い
最高品質 1280×720 1419 重い

 グラフィックス性能は着実にアップしているが、最新のPCゲームをプレイするにはやはり荷が重そう。とはいえ、ドラゴンクエストX程度なら解像度やグラフィック品質を欲張らなければそこそこ楽しめるくらいの性能はあるようだ。

 次に「CrystalDiskMark 3.04」でストレージ(eMMC)の性能を計測してみたところ、下図のようになった。シーケンシャルリードが毎秒140MB近く出ており、SSDほどではないが一般的なHDDよりは高速だ。とくにOSの起動時などに影響する4Kのランダムリード/ライトのスコアはHDDよりも格段にいい。

「CrystalDiskMark」のベンチマーク結果

 最後に、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を使ってどのくらい電池が持つのかを計測してみた。なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている。

 その結果、ディスプレイの明るさを40%に設定した場合、バッテリー残量4%になって電源が落ちるまで10時間47分の駆動が可能だった。カタログ値の11.5時間には少し届かなかったものの、前モデルの9.8時間からは大幅に伸びている。省電力なAtom x7-Z8700を採用した効果は十分あったと言えるだろう。

本体だけでなくACアダプターもコンパクトだ

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