「東芝ノートPC 新商品・新技術カンファレンス New Product & Technology Press Conference」が開催
紙から置き換え目指す東芝のdynaPadは“考える人”のためになるデバイス
2015年10月13日 21時13分更新
進化したオリジナルアプリ「Truシリーズ」
また、dynaPadに欠かせないのがオリジナルアプリ「Truシリーズ」。手書きノートアプリ「TruNote」は、付属のデジタイザーに右クリックボタンや消しゴムボタンを備えることで、書くことを妨げず、考えることに集中できるアプリになっているという。また、手書きで検索ができたり、手書き文字をテキスト変換して再利用することも可能だ。
加えて新しく登場したのが、手書きのページを複数メンバーで共有できる「TruNote Share」。TruNote Shareでは、書き込んだ内容や貼り付け画像を、ほかのTruNote Shareを起動したパソコンやタブレットとリアルタイムに共有できるほか、複数メンバーで同時に書き込むことも可能だ。
さらに、スマートフォンなどでもノートの内容を確認できるビューワーアプリ「TruNote Viewer」も登場。TruNote Viewerは、One Drive経由で、TruNote ViewerをインストールしたiPhoneなどのスマートフォンからノートの内容を確認できる。また、スマートフォンで撮影した写真や録音した音声データをTruNoteに取り込むことも可能だ。
そのほか、デジタイザーのサイドボタンをダブルクリックすることで画面キャプチャーが可能な「TruNote Clip」も登場。キャプチャーした画像は直接メモ書きが可能で、データはTruNoteに保存される。
dynabook KIRAシリーズなど、2015年秋冬モデルも発表
カンファレンスでは、dynaPad N71/TG以外のノートパソコンの2015年秋冬モデルも発表された。全機種にWindows 10 Homeを搭載しており、これで東芝のパソコンのラインアップすべてにWindows 10が搭載されたことになる。
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