スマホで撮ったとは思えないボケ感を堪能!
先日、たまたま先代の愛犬が眠っている谷中の墓地にお参りに行ったので、近所の花屋さんの玄関とお寺の待合室で試しにスナップしてみたが予想を裏切らない独特のボケ感だった。家の近所の路地と入谷の鬼子母神さんの境内でも撮影してみた。
生iPhoneの撮影中にお日様が急に出てくるとかのハプニングもあったが、広角系でシャープなピントのiPhoneと、50mmにデジタルクロッピングして撮影したLeica-Qの画像、Summilux 50mm F1.4+CINEMA MOUNTの撮影結果比較を見ていただければおおよその撮影結果の雰囲気は理解できるだろう。
世界中に普及しているLeica-Mマウントの面白いところは、現状にまだまだいろいろ加えて、より多様な遊び方を拡張し続けて行けることだ。今回は、CINEMA MOUNT上のLeica-Mマウント上で普通のライカレンズをマクロレンズに変えてしまうアダプターを組み合わせてみた。
ライカ系のレンズは近接は近くても70~100cmの撮影がやっとだが、このアダプターを加える事で、数センチ近くまで被写体に寄ることが可能となる。
DOFアダプターとSummiluxレンズだけでもとんでもない外観になっていた筆者のCINEMA MOUNTだったが、このアダプターの追加でレンズの長さはあと1cm程は確実に伸びてしまった。
しかし、もうここまでくれば多少の拡張はもはや誤差の範囲なので、気にすることなくあくまで自分の撮影したい結果に正直に行動してしまうことが最終的に人生は幸せだろう。
無節操にマクロアダプターまで加えてしまった筆者のCINEMA MOUNTだが、撮影結果を見た限り、間違いなく自己満足度は最高潮に達したと感じた。
ユニバーサルなCINEMA MOUNTは、各種DOFアダプターを使用して、人類の過去の膨大な遺産である魅力的な一眼レフレンズをスマホ上で再び冒険できる極めて面白いアイテムだ。
すべてのモノがリーズナブルなコストで万人が望む完璧を目指すスマホカメラの世界とは正反対の極めて非常識な手段で、極めて偏ったマニアックな結果を目指す超個性的なCINEMA MOUNTにエールを送ろう。間違っても良い子は手を出してはいけません。(^_^;)
今回の衝動買い
アイテム:「KOZIRO」
価格:直販サイトで1280香港ドル(約2万円)
+DOF Leica-M Adapter 1480香港ドル(約2万3000円)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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