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ますます進む“アプリもデータも全てクラウド上”の作業環境

DropboxとAdobeが提携、クラウド上に置いたPDFを自在に編集・共有

2015年10月13日 17時27分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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Acrobat ReaderにDropboxのアカウントを登録できるようになる

 DropboxとAdobeは10月13日、両社のサービスを提携するとで発表した。それぞれのアプリケーション・サービスを統合してクラウド環境だけでシームレスにで画像などの編集作業が可能となる。

 サービスの統合により、スマホやパソコンのAcrobat Readerアプリから数回のクリックでDropboxに保存されているPDFファイルの閲覧や編集が可能となる。Acrobat DCのユーザーであればテキスト編集など、さまざまな処理をかけ、さらに作成したファイルはDropboxでの共有も可能。これらの機能はすでに実装されているAdobe E-signサービス(電子署名サービス)とDropboxの統合によるもので、ファイルの追跡や署名も可能となる。

Dropboxのファイルを開く、共有といったメニューが追加 

 既に提供を開始しており、パソコン用のAcrobat DCまたはAcrobat ReaderにDropboxアカウントが追加登録できる。iOS版のAcrobat ReaderとDropboxの統合は今後数カ月以内に提供予定、Android版は2016年中に提供開始する予定という。

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