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盛田 諒の「アスキー家電部」 第3回

ルンバ恐怖体験 全裸で大パニック

2015年10月13日 12時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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ルンバ、わが家のUMAと化す

「ゴギャガッ!」

 ぎゃあああああ! なに今の音! とバスタブの中で飛びあがった。

 あわてて風呂から上がってみると、ルンバは平然とした顔で和室の畳を行ったり来たりしていた。なんだったんだろうと思うと、ふたたび「ゴギャガッ!」。正体は段差を超えるときの音だった。なんだよー、と拍子抜けしてしばらく見ていると、今度はドアに向かって「ゴッ……ゴッ……」と体当たり。軽いホラーだ。

和室を掃除するルンバ。SF感がある

そして段差で「ゴギャガッ!」

 どうもこの「ゴッ……ゴッ……」は、壁に当たったときの音をやわらげるソフトタッチバンパーというものの効果らしく、ないともっとでかい音がするらしい。もしそれが初体験だったらわたしはルンバを完全にUMAとみなしていた。

 やれやれと風呂に戻り、しばらくすると今度は「ウィンゴオオオオォ!」みたいな音が聞こえてきた。なんだよーもうー! と思ってまたお風呂からあがる。リビングのすみを見てみると、目が点になった。

 ルンバが電源タップのケーブルを踏んでいたのだ。ケーブルだけでなく、電源タップにさしていたiPhoneやケータイの充電ケーブルも一緒に踏み、ルンバはスパゲティに刺さったフォークのようにギューーンと動いていた。うおおおお!!

 ちょっとして離れていくかと思いきや、ルンバはふたたび踵(?)を返し、容赦なくケーブルをひきずり動きまわる。うおおおおおおお!!!!!

ふんづけるルンバ(全裸で撮影)

ひきずりまわすルンバ(全裸で撮影)

「ルンバくん? ルンバくんケーブル思いっきり踏んでるけどルンバくん?」

 無言で掃除をつづけるルンバくん。話が通じる相手ではなかった。

 仕方なく全裸でケーブルをしまうわたし。水がたれそうで危ないという意識もありあわててしまい、危うくルンバを踏んづけそうになる。「ごめん!ごめん!」もう自分がどうして謝っているのかよくわからない。

 どうしてこんなことになったのか、理由は考えてみれば明白だった。

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