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amadana熊本浩志社長インタビュー

メーカーの危険な「自分が主役」という思い込み

2015年10月13日 13時14分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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「メーカーは『製品を企画・製造して、世の中に送り出す』という立場上、どうしても“川上”発想になりがちなんですよね。でも、それだと限界が出てくる」

 amadana代表の熊本浩志社長はそう語る。

 マルチリモコン、電卓、携帯電話などをつぎつぎと開発してきたamadana。 現在、ユニバーサルミュージックとの共同企画で、新ブランド『Amadana Music』を立ちあげレコードプレーヤーを開発している。

Amadana Musicのレコードプレーヤー

足にステレオスピーカーを仕込んだ

 天然木をあしらい、スピーカーを内蔵したオールインワンタイプのレコードプレーヤー。クラウドファンディングMakuakeでは目標金額の150万円をはるかに超える1400万円以上の支援を集めた。

 amadanaは以前から、異業種と共同でモノをつくっている。さまざまな企業と戦略的パートナーシップを組んできたのはなぜか。ユニバーサルミュージックとして、オーディオメーカーではなくamadanaを選んだ理由は何なのだろう。

 amadana熊本浩志社長、ユニバーサルミュージック大原浩氏の仕事を知ることで、新しい日本企業のあり方が見えてきた。

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