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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第15回

4000円台で即ポチ推奨Bluetoothポータブルスピーカー「LBT-SPP300AV」

2015年10月06日 12時00分更新

文● 織野至

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エレコム「LBT-SPP300AV」。カラバリにはシルバーのほか、ブラックとレッドがある

エレコム「LBT-SPP300AV」。カラバリにはシルバーのほか、ブラックとレッドがある

 ワイヤレス環境はすっかり定着しつつあり、ローカルネットワークだけでなく、音楽視聴環境でも同様にワイヤレス化が順調に進んでいる。

 現時点ではスマホやノートPCとBluetooth接続する形で使用されるケースが多いといったところだろうか。それもあって多くのメーカーからBluetoothスピーカーが登場している。今回は、Bluetoothポータブルスピーカー「LBT-SPP300AV」をチェックしていこう。

LBT-SPP310AVの前モデルだがドライバーユニットは共通

本体左側面には電源ボタンとボリュームボタンがある。ペアリング時は電源ボタン長押しでスタート。また未接続から復帰しないときも同様の操作でいい

本体左側面には電源ボタンとボリュームボタンがある。ペアリング時は電源ボタン長押しでスタート。また未接続から復帰しないときも同様の操作でいい

 LBT-SPP300AVは、今年5月に発売された「LBT-SPP310AV」(関連記事関連記事)よりも前のモデルにあたるが、現在も現行機として販売中である。外観やドライバーユニットの変更がないが、Amazon.co.jpで4000円台で販売されており、LBT-SPP310AVとの性能差を許せるのであればとてもアリ。LBT-SPP310AVとの違いは、AACとUSBオーディオに対応していない点だけだ。

 では形状を見ていこう。LBT-SPP300AVは、幅185×47.5×50mmのコンパクトなステレオスピーカーだ。重量は231gで、最大10時間駆動/最大待受240時間のバッテリーを内蔵しており、室内だけでなく、アウトドアでの使用も視野に入れている。実売4000~5000円の製品からすると、この時点でもかなりお得だ。

本体右側面。曲送り/曲戻しボタン、AUX IN、microUSB端子、マイクがある。またNFCアンテナも右側面にあるようだが、正面からでも接続できたため、厳密な位置はそれほど気にしなくてもいいだろう。なおLBT-SPP300AVなので、microUSB端子は充電用だ

本体右側面。曲送り/曲戻しボタン、AUX IN、microUSB端子、マイクがある。またNFCアンテナも右側面にあるようだが、正面からでも接続できたため、厳密な位置はそれほど気にしなくてもいいだろう。なおLBT-SPP300AVなので、microUSB端子は充電用だ

 横から見ると三角形になっており、両サイドに操作ボタンやインターフェースが用意されている。すべての面とも金属部材を採用しており、高級感の演出もあるだろうが、設置した際の安定性を重視していると見ていいだろう。後述しているが、意外と音がいいのだ。

 スピーカーとしてのスペックを見ると、40mmのフルレンジドライバ×2と低音域用パッシブラジエーター×1を搭載している。

 店頭でのポップを見ると、モノラルスピーカーのように思えるものばかりなのだが、単体でステレオスピーカーである(ポップを見たときは売り方としてどうかと思った)。

 また同型機2台をリンクさせてステレオスピーカーとすることも可能だ。出力性能などは下記表を見てもらうとして、カタログスペックだけで見ていくと、それほど大音量で鳴らさないのであれば、十分なものになっている。

正面はパンチング処理をされているため、角度によっては40mmのフルレンジドライバ×2と低音域用パッシブラジエーター×1を視認できる

正面はパンチング処理をされているため、角度によっては40mmのフルレンジドライバ×2と低音域用パッシブラジエーター×1を視認できる

 プロファイルなどを見ると、A2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応、A2DPコーデックはSBCとapt-Xに対応している。またA2DP時の帯域は20~20000Hz(44.1Hz時)とあるが、再生周波数帯域は100~20000Hzとあるので、多少の割り切りは必要になる。

主なスペック
通信方式 Bluetooth 4.0
対応プロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック SBC、apt-X
コンテンツ保護 SCMS-T
最大登録台数 8台
伝送帯域 20~20000Hz
再生周波数帯 100~20000Hz
再生最大時間 約10時間(SBC)
本体サイズ 幅185×奥行き47.5×高さ50mm
重量 約231g

(次ページに続く、「ベッドサイドやお出かけ用にイイ感じ」)

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