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実績ある複数の業務アプリを組み合わせて提供

キヤノンITS、基幹業務支援の新コンセプト「AvantStage」

2015年10月05日 14時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は10月5日、製造業・流通業向けに、業務ごとに適したアプリ製品を組み合わせ、クラウド運用も含めた柔軟なシステム構成で提供する基幹業務トータルソリューションの新コンセプト「AvantStage」を発表した。

 同社は「AvantStageは従来からキヤノンITSが提供してきた業務システムパッケージを組み合わせて、顧客に適した基幹業務システムを高品質・短納期・低コストで提供するBest of Bread型のトータルソリューション」と説明。「長年にわたる多くのシステム構築経験とノウハウを活用し、個々の業務システム間のシームレスな連携を実現した」としている。

 主な特長としては、各業務領域のパッケージ製品群を採用したこと。需要予測・需給計画などのサプライチェーン計画が可能な「FOREMAST」(開発:キヤノンITS)、生産管理・原価管理・販売物流のための「MCFrame XA」(開発:東洋ビジネスエンジニアリング)、生産スケジューラ「ASPROVA」(開発:アスプローバ)、統合会計・人事給与のための「SuperStream-NX」(開発:スーパーストリーム)、ワークフロー「Web Plant」(開発:キヤノンITS)が主要プロダクトとなる。

「AvantStage」概要図

 キヤノンITSの経験・ノウハウを基にシステム構築を支援し、独自テンプレートでパッケージ間のデータ連携を実現する。オンプレミス型だけでなくクラウド型にも対応するため、TCOを抑え、起業の成長に応じたシステム拡張も可能。各製品を組み合わせて同時導入することで、導入期間の短縮も図れるという。

 対象企業は、大手~準大手の製造業・流通業。2017年までに50社の導入を目指す。

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