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MARKETING 週刊デジタルマーケティング最前線 by D2Cスマイル ― 第61回 

ECサイト必須の商品リスト広告とは?

文●D2Cスマイル

2015年10月06日 11時00分更新

記事提供:D2Cスマイル

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今回は『【初心者向け】Product Listing Ads 基本の「き」』として、商品リスト広告について各社プロダクトの整理をしつつ、基本概念を書いていきたいと思います。

メディアも注目!伸び続ける商品リスト広告

そもそも、商品リスト広告とは何ぞやから整理しましょう。

簡単に言うと、商品画像や価格と共に商品などの情報を掲載できる広告フォーマットです。

商品画像や価格が表示され、商品購入ページに直接誘導できるため、通常のディスプレイ広告や検索連動型広告と比べてもクリック率やコンバージョン率が高い傾向があります。

後ほど詳細を記載しますが、自社の商品データベースを元に広告が掲載されるため、商品ごとに個別で広告原稿を作成する必要がないのも他にはない特長です。特に膨大な商品情報を抱えるECサイトには商品リスト広告は非常にマッチしており、さまざまなメディアで商品リスト広告の優位性が取り上げられています。

グーグルとFacebookに見る商品リスト広告の違い

商品リスト広告として、グーグルの「Product Listing Ads」、Facebookの「Product Ads」などがあります。ただ、この2サービスは広告の見た目は似ているものの、商品の位置付けは大きく異なります。

参考として商品リスト広告に関する基本的な各プロダクトのポジショニングイメージを作ってみました。Criteo、Dynalystなど該当商品はまだまだありますが、今回はメインとなる2社を軸にご紹介します。
※新機能の追加等、目まぐるしい進化を遂げている領域となるため、今後大きな変更があるかもしれません。あくまで参考程度にとどめてください

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商品リスト広告:プロダクトマッピング

Facebookはユーザーデータやサイト閲覧履歴をトリガーにディスプレイ広告として掲載が可能です。対するグーグルはサイト閲覧履歴を元にしたディスプレイ広告に加えて、検索クエリをトリガーとする広告掲載も可能となっています。Facebook、グーグル両社のプラットフォームとしての性格の差がそのまま広告掲載のトリガーにもつながっている形です。

また、グーグルの「Product Listing Ads」は、AdWordsの管理画面を使いますが、検索連動型広告とは別のオークションとなり、キーワード・広告文を設定しません。Google Merchant Centerというツールへ商品情報をアップロードして登録された情報が、広告として表示されるのです。

運用からの解放となるか!?掲載の肝となるデータフィード

従来の検索連動型広告では、キーワードの運用(単価調整や除外キーワードの設定など)と、CRの運用(ABテストによる比較、CR差し替えなど)を緻密にし、少しでも効率よい広告掲載に向けて運用してきました。しかし、先述の通り、商品リスト広告ではキーワードや広告文の設定はしません。広告フォーマットに合わせて登録をした商品データが、広告として掲載されます。

グーグルの「Product Listing Ads」でも、Facebookの「Product Ads」でも、商品リスト広告では、膨大な商品情報(データフィード)を決まった入稿フォーマットに合わせて登録する必要があります。そして、登録した商品情報がそのまま広告掲載につながるため、商品リスト広告では商品情報、つまりデータフィードが大変重要になってくるのです。

検索連動型広告でキーワードやCRの運用が重要になっているのと同様、商品リスト広告では、商品タイトルやカテゴリの設定について見直しを進める「データフィードの最適化」が効果の良し悪しを握るカギとなります。この最適化については既にさまざまなノウハウが展開されていますが、商品特性や媒体特性に応じた更に深い分析が進むことと思われます。

D2Cでも商品リスト広告「D2C PLA」の提供開始

従来より検索連動型広告を提供していたD2Cも、記載したようなテクノロジーの発展、広告主からのニーズに応えられるように、8月10日より商品リスト広告「D2C PLA」をリリースしました。先に述べた、データフィードの最適化についても、コマースリンク社と提携しているため、多種多様な広告主の商品を最適な形で表示することが可能です。
スマートフォンに特化した商品リスト広告「D2C PLA(Product Listing Ads)」を8月10日より提供開始

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現在、株式会社NTTドコモが運営するポータルサイト「dmenu」の「ショッピング検索」結果画面に掲載されていますが、トライアルで掲載をした広告主の実績として、同一面における通常のリスティング広告と比較し約1.5倍のCTRの効果が出ています。

※各社の商標または登録商標について

  • 「Facebook」ロゴ、「Facebookビジネスマネージャ」「Facebookビジネスマネージャ 商品カタログ」はFacebook Inc.の商標または登録商標
  • 「Google」ロゴ、「Google merchant center」ロゴ、「Google Adwords」ロゴはGoogle Inc.の商標または登録商標
  • 「dmenu」は株式会社NTTドコモの商標または登録商標

著者写真

株式会社D2Cが運営するデジタルマーケティングの総合オピニオンサイト。D2C社員がそれぞれの専門分野における知見をブログ形式で発信することで、トレンドシフトのはやいデジタルマーケティングの今を集約し、マーケティングに関わるすべての方々に有益な情報をお届けします。


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