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潜在的なチャンスやリスクを人工知能が検知

人工知能で業務課題を解決!UBICの「Lit i View AI 助太刀侍」

2015年10月02日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 10月1日、ビッグデータ解析事業を手がけるUBIC(ユービック)はビジネスデータの分析支援システム「Lit i View AI 助太刀侍」を発表した。業務上のメールや日報を解析し、潜在的なチャンスやリスクを人工知能が知らせるというユニークなサービスになる。

発表会に登壇したUBIC 代表取締役社長. 守本 正宏氏

 Lit i View AI 助太刀侍は、ユーザーのメールサーバーやファイルサーバーからUBICの「Intelligent Cloud」にデータをインポート。一定数のデータで検知が必要か、不要かを「教師データ」として学習させ、機械学習で検知したい教師データと関連性が高いデータをスコアリングする。これにより、ユーザーの担当者に自動的にアラートを出したり、営業、プロジェクト管理、人事、カスタマーサポートなどの分野で高いスコアのデータの詳細を調べることができる。

業務上のコミュニケーションデータを人工知能で解析

 具体的には、受注のチャンスや失注のリスク、プロジェクトの遅延やトラブルなどの内容を検知できるほか、従業員の会社への不満やハラスメントの予兆、カスタマーのクレーム対応などを検出することができるという。UBICの人工知能「VDS:Virtual Data Scentist)」を活用し、“暗黙知”や“勘”にあたるものを学ばせることで、デジタルデータの中から小さい負担で課題を解決できるという。また、AI助太刀侍の持つ「Central Linkage」という機能により、誰から誰に宛ててメールを送り、誰にccされているかなどの相関図を表示できるため、情報の経路を俯瞰的に把握することが可能になっている。

AI助太刀侍の想定ユーザー

 2003年に設立されたUBICは国際訴訟における証拠の保全と調査・分析を長らく手がけており、膨大なデータの分析に自社開発のVDSを活用している。少量のデータから教師となる人の暗黙知を学び、会社や個人の判断軸で情報を解析することが可能になるという。近年は国際訴訟や法務対応などの分野から、医療やBI(Business Intelligence)、マーケティングなどの分野に適用領域を拡大している。今回発表されたAI 助太刀侍もより汎用的に利用できるBIツールで、デジタル化されたコミュニケーションデータを業務改善に役立てるというもの。

 販売形態はUBICのクラウドを用いるSaaSの形態のほか、販売代理店が自社のクラウドにシステムを構築し、販売することも可能。API連携により、販売代理店が外部システムとつなぎ込み、独自にレポートを提出することも可能になるという。

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