組み合わせは自由自在だが
筆者的にはケーブルがつながるものは下に
結局、筆者は異機種混合でもなんとか実現していることを、あえてThinkPad Stack Professionalキットを購入してよりシンプルな形で実現することができた。モジュール構造のThinkPad Stack Professionalキットは、4つのモジュールの内で必要なモノだけを選択してドッキングすることも可能だ。
仕事で1日中、都内を回るときはUSBモバイルバッテリーである「10000mAhパワーバンク」だけ。またあるときは「1TBハードドライブ」だけ。
そして出張や旅行には、「10000mAhパワーバンク」と「Bluetoothスピーカー」、出張先のホテルでディスカッションやプレゼンなどがある時は、「10000mAhパワーバンク」と「ワイヤレスルーター」、「1TBハードドライブ」の3点があれば、モバイルワイヤレスNASとして活躍するだろう。
筆者はThinkPad Stack Professionalキットすべてを自宅や出先で使う時、外部ケーブルの接続される可能性の高いものはできるだけ低い位置に設置したいと思っている。
なので普段は、下から順番に「10000mAhパワーバンク」(USBモバイルバッテリー)そして「ワイヤレスルーター」、「1TBハードドライブ」、「Bluetoothスピーカー」(BT4.0)とスタックしている。
下から2番めのワイヤレスルーターの背面にはRJ-45のコネクターが配置されており、有線LANルーター経由でネットへの接続やパソコン系へのイーサネット接続を実現できる。
各モジュールの左側面には各種インターフェースが集中しており、一番下の1000mAhパワーバンクには、本体充電のためのmicroUSBポートとスマホなどの外部機器に給電するための標準USBポートが2個用意されている。
2段目のワイヤレスルーターには、USBメモリーやUSB SDメモリーカードリーダーなどを取り付けるための標準USBポート、またワイヤレスルーターを単体使用する時に付属の外部ACアダプターなどから給電を受けるためのmicroUSBポートがある。
3段目の1TBハードドライブには、ドライブをPCなどに直結し、高速転送を行なうためのUSB 3.0ポートが用意されている。
筆者のスタックでは最上段に位置しているBluetoothスピーカーには、標準でマイクロフォンとAUX-IN端子、そして最下段の10000mAhパワーバンクとは別の独立した内部バッテリーへ充電するためのmicroUSBポートも配置されている。Bluetoothスピーカーは内蔵バッテリーだけでも8時間の音楽再生が可能なようだ。
各モジュールは、上面と下面に「ポゴピン」と呼ばれる伸縮する複数の短い凸型ピンと受け側の凹面コネクタピン、そして接続を確実容易にするマグネットと、モジュールのコーナーに、位置合わせの小さな突起の足がインテグレーションされている。
ポゴピンにはスタックした各モジュールの縦方向のデータインターフェース機能と通電機能があり、これらの働きで基本的には各モジュールは、上下のレイアウトフリーで自由なスタック構造が許されることになる。
次ページへ続く、「アプリを導入することでさまざまな共有が可能に」
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