このページの本文へ

ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情 ― 第323回

スーパーコンピューターの系譜 最後のベクトルマシンとなったCray X1

2015年09月28日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

スーパーコンピューターの系譜 最後のベクトルマシンとなったCray X1

 前回までTeraのMTAアーキテクチャーの系譜を解説したが、Cray Inc.はもう1つの過去の資産を抱えていた。それはCRAY-1から始まる、ベクトルプロセッサーの系列である。  CRAY Y-MP以降の話は連載279回で書いたが、ベクトル長を増やしたり、プロセッサー数を増やしたり、さらにはSupertek Computersを買収、同社の製品をベースにプロセスのCMOS移行を進めるなど改良を加えつつ、最終的にSGIの傘下でCRAY SV1を開発。  そしてSV2のロードマップを示しつつもSGIの傘下を離れたことでSV2が消えてしまったところまで紹介した。さてこれがCray Inc.となってどうなったか? というのが今回の話である。  当たり前だが既存のユーザーが多数いるため、Cray Inc.はSV1までのベクトルマシンについても引き続きサポートを継続しているが、もちろん既存のユーザーからはこれの高性能化を求める声が出ることになる。  ...

(続きはこちら)

注目ニュース

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART