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iOS 9、どこが変わった? 何ができる? 丸ごとチェック

2015年09月10日 17時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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マルチタスク機能が強化

 iOS 8まではホームボタンの2度押しでアプリを切り替えることしかできなかったが、iOS 9はアプリを同時に2つ実行できる。Safariでウェブサイトを閲覧しながら、返信したりといったことが可能だ。

 またFaceTimeやビデオを見ている最中にホームボタンを押すと、ビデオが小さくなってディスプレイの隅へ移動する。その状態でほかのアプリを起動すると、FaceTimeやビデオを閲覧しながらほかの作業をすることが可能だ。ちょうどYouTubeのiOSアプリに近いような使い勝手が予想される。

キーボードの使い勝手を改善

 入力に関係する細かな使い勝手が改善された。これまではロングタップ→スライドでしていたテキストの選択が「指2本でなぞる」ことで可能に。具体的には指2本でカーソルを移動させ、そのままなぞるようにしてテキストを選択できるようだ。

 書体の変更やコピー、ペーストを実行するためのショートカットボタンをキーボード上に表示できる。この欄(ショートカットバー)はカスタマイズも可能。

 iPadでは、キーボードのショートカットキーを使ったアプリケーションの切り替えや、特定の機能の実行が可能になった。OS Xに近い使い勝手が期待できそうだ。

Siriはますます色々なことができるように

 Siriが強化され、位置情報や日付に基づいた写真の表示や、「⚪︎⚪︎に着いたときに⚪︎⚪︎をリマインド」といった内容も頼めるように。

 また株価やスポーツの試合の結果、連絡先の検索、検索結果からのメール作成や電話、アプリケーション内のドキュメントの検索なども可能だ。

そのほか、バッテリー持続時間向上など

 近接センサーを駆使して「画面を下にして置いた場合は通知が来ても画面がオンにならない」など、バッテリー駆動時間を向上される工夫が盛り込まれ、公称でおよそ1時間のバッテリー駆動時間の延長が期待できる。

 このほか、パスコード4ケタだけでなく6ケタで設定できるようになったり、AndroidからiPhoneにデータをコピー、転送するための公式アプリが提供されたり、アップグレード時のファルサイズが従来の3分の1よりも小さくなったりと、細かな点にも気が配られている。

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