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モバイルバッテリーとしても使える!

20秒でプレゼン開始! 300gで200lmのモバイルプロジェクターを試した

2015年09月09日 19時00分更新

文● 藤山哲人 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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添付の三脚はかなりシッカリしていて、多少角度をつけてもシッカリ支える。サンワサプライ モバイルプロジェクター(200ルーメン・HDMI搭載・台形補正機能搭載・バッテリー内蔵・コンパクトサイズ)400-PRJ021 直販価格5万9800円

40インチぐらいなら照明を消さなくても
ハッキリ見える200ルーメン

 一昔前のプレゼンと言えば、何日もかけて作ったパワーポイントのプレゼン資料をひっさけ、大型プロジェクターを使って気合を込めてするものだった。しかしプレゼンのダウンサイジングがはじまり、いまや部内会議で配りレジメまでパワーポイントで作成、軽ーいプレゼン感覚で情報共有をするようになった。

 簡潔にまとめざるを得ないパワーポイントを使うことで、要点のみまとめられるツールとして普及。いまではWordの文書はサッパリ見なくなったというオフィスも多いだろう。

 プレゼンのダウンサイジングとカジュアル化が進むここ数年、ハードウェアのダウンサイジングも大きく進んだ。中でも目を見張るのが小型プロジェクターだ。キャビネットの引き出しほどあった大型プロジェクターは、今や手の平サイズまで小さくなり、明るく高精細でくっきりしたカラー映像が投影できる。価格もすっかりパーソナルなレンジまでさがっており、カジュアルなプレゼンに欠かせなくなっている。

パソコンに接続してExcelの生データを見ながら打ち合わせしたり……

もちろんパワーポイントでのプレゼンにも

天井投影して寝ながら映画やドラマを楽しんだりもできる

 しかもその手軽さから、持ち歩けるサブディスプレーとして趣味に遊びにまで、用途が広がっているのだ。なかでも仕事に遊びに使える高輝度HD映像がハッキリ見える、サンワサプライの最新モバイルプロジェクター「400-PRJ021」をオススメしたい。

20秒でプレゼン開始! タイミングを逃さない!

 プレゼンの準備は時間がかかる。パワーポイントのスライド作りにも時間がかかるが、一番厄介なのは客先での準備。プロジェクターを借りようと思ったらケーブルがパソコンに届かなかったり、コネクターが違ったりなんてのはしょっちゅう。幸いにしてケーブルはうまく繋がったと思ったら、「コンセントに届かない!」やら電源を入れてもサッパリ写らない、表示されるまでえらい時間がかかるなど「プロジェクターうまく動かネー!」あるあるは、数え切れないだろう。

 最悪の場合は、自前のノートパソコンをお客さんに見せてプレゼンすればいいのだが、参加者が多いと小さい画面を大勢で覗いて、ハトがエサを取り合うような大混乱になる(笑)。

スリムタイプのHDMIケーブルやMHLケーブル、ミニ三脚も付属されていて、明日のプレゼンからでも使える

左からヘッドフォンジャック、モバイルバッテリーとして使うためのUSB 5V、1A出力、HDMI(MHL)入力コネクター、ACアダプタ用コネクター

左からピント調整ダイヤル、電源スイッチ

左の小さな丸窓は台形補正センサー、中央は廃熱口、右の大きなレンズはDLP方式の高輝度HD投影レンズ

左上に4灯式のバッテリー残量計。下部には、台形補正&色味切り(ノーマルと高コントラスト)替えスイッチ、−と+ボタンは、音量調節用。とにかく簡単に使える

スマホとの接続もできる簡単さ。もちろんパソコンやAV機器との接続もケーブル1本で簡単だ。壁の凹凸が気になるのなら、身の回りにあるポスターの裏などを利用すればOK

 でも400-PRJ021なら、三脚を開いて、本体の電源を入れて、パソコンやスマホにつないだら、即プレゼンできる。アレコレ準備していた10分が慣れれば20秒、余程のことがあっても3分もあればセット完了。その手軽さに驚くことだろう。

 しかもマイプロジェクターを持って歩くので、互換性やら相性やらケーブルの問題は一切なし。サイズと重さは、スマホが2〜3回充電できるモバイルバッテリーぐらいなので、電車移動でもラクラクだ。

 これなら話の流れで出てきたほかの製品やサービスでも、お客さんをお待たせせずにスグにプレゼンができる。400-PRJ021は、ビジネスのタイミングとお客さんの関心を逃さない!




(次ページ「バッテリー内蔵で明るいから場所を選ばない」へ続く)

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