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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第320回

14nmの次期GPUは4月のGTCで発表? NVIDIA GPUロードマップ

2015年09月07日 12時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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 半年振りにNVIDIAのGPUのロードマップアップデートをお届けしよう。もっとも前回からは大きな変更はないのだが。

2014年~2016年のNVIDIA GPUロードマップ

GTX 980 TiとGTX 950を投入

 前回からの差で言えば2製品が新たに発表/追加された。まずはCOMPUTEX期間中である6月1日に、GeForce GTX 980 Tiを発表した。

GeForce GTX 980 Ti

 上位のGeForce GTX TITAN Xのから若干シェーダーを削り、動作周波数もやや下げ、メモリー容量を半減させた(それでも6GBある)モデルであるが、GeForce GTX TITAN Xが発売から半年経った現在でも軒並み14~15万円台で販売されているのに対し、GeForce GTX 980 Tiは最近では安いものでは10万を切る程度まで価格がこなれてきた。

 この10万円を切る、という金額は普通に考えると高いのだが、世の中には160万円を自作PCに突っ込む猛者もいる。

自作PCに160万円を突っ込む猛者と愛機の「大紅蓮丸」

 もしこの記事の当時GTX 980 Tiで黒&赤のカードが出ていたら、今頃大紅蓮丸にはGTX 980 Tiが入っていたであろうことを考えると、ハイエンドの場合10万円あたりに1つの壁があるようだ。

 もちろん絶対的に売れる数で言えばGeForce GTX 980よりはずっと少ないと思われるが、それでもGeForce TITAN Xよりはまだ現実的、というあたりの製品をリリースしたことは大きなポイントであろう。

 GTX 980 Tiに続き今年8月20日にGeForce GTX 950を発表した。こちらはGeForce GTX 960と同じGM206コアを利用しつつ、CUDA Core数を768個に削減したモデルである。これにあわせてGDDR5も6.6GHzまで転送速度を落としている。

Palit製のgeforce GTX 950搭載カード「NE5X950S1041-2063F」。実売価格は2万3000円前後

 ポジション的には、本来であれば2014年にリリースしたMaxwell 1.0ベースのGeForce GTX 750/750 Tiの後継になるのだろうが、NVIDIAではその前世代であるGeForce GTX 650のアップグレード対象という扱いになっている。

 GM107ベースのGeForce GTX 750/750 Tiはむしろローエンド向けという形にシフトすることで併売される模様である。

 シェーダー無効化や動作周波数の引き下げなどの効果もあり、TDPは90Wに抑えられている。さすがにこれでは補助電源なしは無理があるが、8ピンは不要で6ピン×1で済んでいる。

 また積極的な消費電力管理を行なっていることもあり、負荷が低い時はファンの回転数を完全に0rpmまで落とす「準ファンレス」仕様の製品が多く登場しているのも特徴である。

→次のページヘ続く (次期GPUのプロセスは14nm

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