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IFA 2015レポート 第12回

IFAで展示

東芝の未発表・新dynabook Tabに迫る、滑らかペン入力

2015年09月05日 14時00分更新

文● 平澤 寿康 編集●ASCII.jp

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東芝ブースで展示された未発表dynabook。単体ではタブレット、キーボードに装着してクラムシェルノートとして利用可能。

 東芝は、未発表の2-in-1仕様dynabookを、IFA 2015の東芝ブースで展示した。この製品は、9月4日(現地時間)にIFA 2015のMicrosoft基調講演(関連記事)において初公開されたもので、基調講演終了後に東芝ブースでの展示も開始された。

 現時点では、2-in-1仕様のdynabookブランドの製品で、12インチクラスの液晶を搭載する点や、Windwos 10に対応する点、スタイラスペンでの手書きに対応している点、手書きノートアプル「TrueNote」、カメラアプリ「TruCapture」、ボイスレコーダーアプリ「TruRecorder」などのアプリが付属する点以外には情報が公開されておらず、詳しい仕様は一切不明。ただ、製品名や、スタイラスペンの形状、付属アプリなどから、「dynabook Tab」シリーズの新モデルだと思われる。

プロにも訴求できそうな、精細なペン入力ができる!?

 また、展示機にはスタイラスペンを使って手書きされたと思われる画像が表示されていたが、それを見る限りかなり細かな入力が行えるようで、プロのクリエイターにも十分訴求できるポテンシャルを秘めているように感じた。

 今回は製品の情報が一切公開されていなかったものの、近く改めて紹介したいとのことだったので、そう遠くない時期に正式発表になるものと考えられる。ここでは、東芝ブースでじっくり実機を撮影させてもらったので、その写真を一気に紹介する。

12インチクラスの液晶を搭載し、専用スタイラスを利用したペン入力に対応。なお、展示機は電源ケーブルの関係で上下逆に置かれていた。

対応のスタイラスペン。形状を見る限り、dynabook Tab S90対応スタイラスと同じものと思われる。

タブレット背面。上下逆だが、デザインはかなりシンプル。

タブレット側面。かなりの薄さが実現されている。

裏面側にはカメラを搭載。

横画面時の左側面側には、microSDカードスロットやMicro HDMI出力、USB端子などがあるようだ。

横画面時右側面側には、microUSBポートや、上部に小さなスロットも見える。上部スロットはSIMカードスロットか?

キーボード。アイソレーションタイプのキーボードとタッチパッドを備える。

キーボード後方の溝にタブレット本体を固定して利用する。

キーボード部もなかなかの薄さとなっている。

展示機に表示されていた、手書きノートアプリ「TrueNote」で手書きしたと思われる画像。かなりクオリティの高いペン入力が行えるようだ。

画像の一部を拡大したもの。解像度はフルHDクラスか?

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