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スマホ連携も強化

コスパで勝負、ブラザーのインクジェット「プリビオ」新モデル

2015年08月31日 20時27分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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ブラザー工業は8月31日、インクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」の新製品8機種を発表。写真は中村兄弟と片山俊介代表取締役社長

 ブラザー工業は8月31日、インクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」の新製品8機種を発表した。9月下旬より順次発売する予定だ。

印刷コストは、ベーシックシリーズが8.1円(税抜き)、ネオシリーズが約7.1円(税抜)

 新プリビオは、フルモデルチェンジしてラインアップを一新。ベーシックシリーズは横幅、奥行き、高さをすべてサイズダウンし、体積15%オフ、設置面積11%オフを実現したという。

 プリビオシリーズの強みであるコストパフォーマンスをさらに強調し、1回のインク交換でそれぞれ何枚印刷できるかを初めて公表。ベーシックシリーズではカラーインクを1回交換するとA4サイズのカラー文書が499枚印刷できると発表した。

 さらに、昨年ネオシリーズで採用した黒や暗部の色の再現性を強化しコントラストを高めた新インクを今年はベーシックシリーズでも採用し、写真画質を強化した。

スマホアプリと連携

年賀状アプリがPCをからの住所録のインポートに対応。

素材サイト「プリントテラス」をオープンし、様々なシーンで使える素材を提供する

 機能面ではブラザーオリジナルのスマホアプリ「Brother iPrint&Scan」や年賀状アプリ「Brother 年賀状プリント」を提供するほか、他社アプリで加工した写真や画像をスマホから直接プリビオで印刷が可能になるなど、スマホとプリンターの連携を強化した。

 標準モデルのベーシックシリーズは「DCP-J963N」「DCP-J762N」「DCP-J562N」とファクス機能付きの「MFC-J880N」の4機種をラインアップする。価格はいずれもオープン。

DCP-J963N。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚。Wi-Fiのほか有線LANに対応し、ADFやNFCを搭載。9月下旬から発売

DCP-J762N。DCP-J963Nと同性能だが有線LAN、ADF、NFCを搭載しない。10月下旬から発売

DCP-J562N。カラー毎分6枚、モノクロ毎分12枚。10月下旬から発売。

ファクス機能付きのMFC-J880N。9月下旬から発売

 上位モデルのネオシリーズは、A3プリント対応の「DCP-J4225N」とファクス機能付きの「MFC-J4725N」の2機種をラインアップする。価格はいずれもオープン。

DCP-J4225N。カラー毎分18枚、モノクロ毎分20枚。A3プリント対応で、自動両面プリント機能やADFを搭載する。9月下旬から発売

ファクス機能付きのMFC-J4725N。9月下旬から発売。

 CMキャラクターとして、昨年に引き続き歌舞伎俳優の中村兄弟を起用。同日より、2人が「中村ブラザー」として出演するYouTube動画の配信を開始した。中村兄弟がプリビオを活用する第1弾、第2弾を公開し、同日に開催されたメディア向け発表会では公開収録をおこなった。

CMキャラクターに中村兄弟を起用。「中村ブラザー」がプリビオシリーズを使って紹介するYouTube動画を配信した

YouTube番組の公開収録では実際にプリビオのインクを交換して、何枚まで印刷できるかを検証した

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