このページの本文へ

AP台数・利用期間に応じてスモールスタートが可能

ネットギア、複数のAPを一括管理できるクラウドサービス

2015年08月27日 14時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ネットギアは、NETGEAR製無線LANアクセスポイント(AP)を運用管理できるクラウドサービス「Business Central Wireless Manager(BCWM)」を8月31日に発売する。

 BCWMは、NETGEAR製のネットワーク機器をSaaS型で統合管理する「Business Central」の新製品で、Business Central上で動作するAPを管理運用できる。ハードウェアの無線LANコントローラーを用いた無線LANソリューションが多くの初期費用が必要となるのに対して、BCWMではAP1台の小さなネットワークから世界中の拠点をカバーするネットワークまで、規模に応じて必要な台数・使用月数分のライセンスで利用できるのが特長という。

 BCWMを利用するには、まずNETGEAR製のAPとライセンスを購入し、BCWMのWebサイトで無料アカウントを作成。APのシリアルナンバーとライセンス番号を管理画面に登録する。操作はすべてWebブラウザで可能で、専任のIT管理者でなくても簡単に利用できるという。遠隔地のトラブルシューティングも行えるため、トラブルのたびに現地へ技術者を派遣する必要もなくなる。

Business CentralのロゴとWireless Managerの管理画面

 対応するAPは、WNDAP660/WNDAP360/WNAP320。BCWMのライセンスは12カ月分から1800カ月分までの6種類を取り揃え、APの台数に応じて自由に組み合わせられる。12カ月分のライセンスを2代のAPで6カ月間利用するといった使い方も可能だ。価格は、1AP12カ月ライセンスが8100円から。

WNDAP660

■関連サイト

カテゴリートップへ