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大容量インクタンク/インクカートリッジでランニングコスト低減も図っている

キヤノン、スマホからでも使いやすい「PIXUS MG7730」など新インクジェットプリンター

2015年08月26日 18時20分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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PIXUS MG7730/7730F

 キヤノンは8月26日、スマホから手軽に印刷できるなどの新機能を搭載した家庭用インクジェットプリンター「PIXUS MG7730」など5機種を発表。9月3日より順次発売する。

 いずれの機種もスマホ用の新アプリ「Canon PRINT Inkjet」に対応しているのが特長で、スマホやタブレット内の写真だけでなくWebページなどもワイヤレスでプリントできるほか、スマホ・タブレットをプリンターの液晶のように操作することでコピーやスキャンが可能。また「PIXUS クラウドリンク」に対応しており、クラウドスサービスと連携してクラウド上の写真をドキュメントを印刷。新たにInstagramに対応した。

Canon PRINT Inkjetに対応するクラウドサービス、新たにInstagramに対応した

 また、全機種に新たにオプションとして「大容量インクタンク」「大容量インクカートリッジ」が利用可能となった。MG7730の場合、標準インクタンクではL版写真印刷で1枚あたり約22.6円なのに対し、大容量インクタンクを用いた場合は約15.8円となる。

PIXUS MG7730(シャンパンゴールド)

 上位モデルである「PIXUS MG7730/MG7730F」は、染料系インク5色+顔料系インク1色、最高解像度9600×2400dpi、最小液滴1pl。スキャナーは2400dpi(CIS方式)、有線LANおよびWi-Fiを搭載。本体には3.5インチタッチパネル液晶を搭載。

 染料ブラックに加えて染料系グレーインクを採用しており、カラーの発色を高め、顔料系黒インクは従来のものよりも黒濃度を向上させており黒の締りが良好となっている。

 MG7730Fはスマホ(Android/iOS)上でメッセージや写真レイアウトを指定して印刷するPIXUS Atelier PRINTに対応する。本体サイズは幅435mm×奥行き370mm×高さ148mm。同社直販予定価格は、MG7730が3万2184円、MG7730Fが3万3264円。

PIXUS MG6930(本体色はブラック、ホワイトが用意される)

 「PIXUS MG6930」は染料系5色(ブラック・グレー含む)+顔料系1色を使用する主力モデル。印刷/スキャン機能はMG7730と同一だが、搭載液晶は3.0型(非タッチ操作)、有線LANが省略されている。また、従来の主力機と比べ、横幅を466mmから435mmへと小型化しているのが特長。そのほかの機能はMG7730と同等。同社直販予定価格は2万6784円。

PIXUS MG5730(本体色はブラック、ホワイト、シルバーが用意される)

 「PIXUS MG5730」は染料系4色(ブラック含む)+顔料系1色のインクを用いる普及モデル。印刷解像度は4800×1200dpi、液滴2pl。スキャナーは1200dpi(CIS方式)。2.5インチ液晶を搭載する。本体サイズは幅455mm×奥行き369mm×高さ148mm。同社直販予定価格は1万8144円。

PIXUS MG3630(本体色はブラック、ホワイト、レッドが用意される)

 「PIXUS MG3630」は染料系3色+顔料系1色のインクを用いる入門機。他の機種が独立インクタンク方式なのに対し、インクカートリッジ方式を採用する。印刷解像度は4800×1200dpi、液滴2pl。スキャナーは1200dpi(CIS方式)、液晶は搭載しないがWi-Fi搭載によりスマホから操作可能。本体サイズは幅449×奥行き304×高さ152mm。同社直販予定価格は1万584円。

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