このページの本文へ

DevOpsを強化、開発・保守・運用一体型で支援

CTC、アプリ開発運用基盤「OutSystems Platform」を提供

2015年08月24日 14時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 CTCは8月24日、ポルトガルOutSystemx社の国内総販売代理店であるBlueMemeと販売代理店契約を締結し、アプリ開発・運用基盤「OutSystems Platform」を使用したステム開発・保守・運用一体型のサービスを開始した。DevOps関連技術を強化し、アプリ開発の効率化を推進する狙い。

 OutSystems Platformは、アプリの開発と運用を同一基盤上で効率的に実現するコードレス開発基盤。アイコンのドラッグ&ドロップによる視覚的な開発や、大規模アプリに適した既存システムや社外クラウドサービスとの連携機能により、コーディング作業を省略化できる。

開発画面サンプル

 同基盤上で開発したアプリには、パフォーマンスやセキュリティのログ出力機能や、スマートデバイスに適した画面デザインにも容易に対応でき、通常の開発と比べて最大で半分の工数で開発できるという。

 また、運用面ではバージョン管理・デプロイ管理・ジョブ管理・パフォーマンス分析などの機能を備え、開発から運用を含めて全体で3割以上のコスト削減が期待できるとしている。

 CTCは開発と運用を同一の基盤上で実現できるOutSystems PlatformによってDevOps関連技術を強化し、アプリ開発の効率化を推進する考え。すでに大規模なシステム開発や運用サービスの実績がある同社は、中期経営計画でクラウドサービスを含めたサービス型ビジネスの拡大を重点項目として掲げる。今後、BlueMemeと共同でOutSystems Platformを営業展開するとともに、開発を含めた運用サービスやクラウド上でのシステム開発ビジネスを拡大する方針。

■関連サイト

カテゴリートップへ