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メイドさんとコスプレイヤーが参加した「うち水っ娘大集合!! 2015」

2015年08月23日 13時30分更新

文● 北村/ASCII.jp

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 秋葉原の夏の風物詩「うち水っ娘大集合!! 2015」が23日、ベルサール秋葉原で開催された。秋葉原を中心としたメイドカフェで働くスタッフが、メイド服やコスプレ姿といったそれぞれが好きな格好やスタイルで「打ち水」を行なった。

思い出深い駅前広場から中央通りに舞台を移した「うち水っ娘大集合!! 2015」。これは駅前では描けないシナリオを実現するためだという

 今回で12回目となる2015年は、時代の変化に対応しつつも秋葉原らしさを貫くための仕切り直しとして、気持ちも新たに「うち水っ娘大集合!」の“セカンドシーズン”と銘打たれている。そのため、会場もこれまでの秋葉原駅前からベルサール秋葉原に移しての実施となった。

みんなで楽しく打ち水をして、暑い夏の秋葉原をちょっとだけ冷やす毎年恒例のイベント。なお、打ち水には二次利用水を使用している

メイドさんが楽しく打ち水をするなか、自宅警備員のコスプレイヤーは水鉄砲を噴射。それは打ち水なのだろうか?

 主催のNPO法人「秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」の理事長である真田氏によると、今回ベルサール秋葉原に会場を移した最大の理由は、メイド服とコスプレでの打ち水を復活させたかったからだという。現状の秋葉原では、公共の場所でコスプレイベントを実施するのは不可能であり、これを実現するには私有地で開催するしかなかったそうだ。

メイドさんだけでなく、コスプレイヤーが打ち水に参加したのが、今年の大きな目玉だ

最後に全員で、残った水をぶちまけてイベントは終了。多くの見物客で熱気ムンムンだった会場が、打ち水のせいか、少しヒンヤリしたように感じた

 セカンドシーズンということで、シンボルキャラクターの「2℃ちゃん」も2015年風に大胆にアレンジしてイメージを一新。コンセプトは「ゆとりの萌え」とのこと。可愛さとほんのちょっとのカッコよさを同居させることでコスプレイヤー心をくすぐる「非現実」なバランスを持たせているという。

シンボルキャラクターの「2℃ちゃん」。衣装は巫女装束のイメージを残しつつも「大胆めの露出」で打ち水の季節である夏らしさを表現

 12年目にして新たなスタートを切った「うち水っ娘大集合!!」。時代の変化に対応しつつも「秋葉原らしさ」を貫く主催者の姿勢に感銘を受けた。夏の風物詩として定着したこのイベントをこれからも続けていってもらいたい。

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