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猛暑に便乗した「夏季商材の詐欺サイト」が急増

2015年08月17日 03時15分更新

記事提供:通販通信

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image ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が14日発表した「2015年7月度のインターネット詐欺レポート」によると、7月はエアコン・扇風機・水着などの夏季商材を取り扱う詐欺サイトが多発していたことがわかった。

 同レポートは同社のセキュリティー対策ソフトウエア「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にした詐欺リポート。

 インターネット詐欺の総検知数は前月比2%増の89万82件となった。構成比は、「ワンクリック・不当請求詐欺サイト」が同0.58ポイント減の73.42%、「フィッシング詐欺サイト」が同0.87ポイント増の22.1%、「ボーガスウエア配布サイト」が同0.2ポイント減の3.1%、「ぜい弱性悪用サイト」が同0.11ポイント減の1.2%となった。

 家電製品の偽販売サイトはこれまでも多数確認されていたが、7月は猛暑になると比例してエアコン・扇風機・水着などの暑さ対策商材の偽販売サイトが多数確認された。これらのサイトでは商品を購入しても届かない、閲覧しただけで悪意のあるプログラムに感染、不正なプログラムによるログイン情報の抜き取りなどの危険性があるとし、同社は「値段の安さにつられて不用意にサイトを閲覧しないことが肝要」と注意を呼び掛けている。

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