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かさばらないセカンドPCで、すべてのディスプレーをパソコンに‼!

すでにパソコン持ち歩いている人へ、スティックPCもあるといいよ

2015年08月17日 16時00分更新

文● ASCII.jp

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 昨年末から各社が販売を開始し、反響を集めているスティック型PC。レノボ・ジャパンも「ideacentre Stick 300」という製品名で8月7日に新製品の販売を開始した。

 スティックPCの魅力はやはり小型である点。同時にWindowsマシンでありながら2万円前後のレンジで手に入る非常に低価格のパソコンであるという点も魅力だ。リビングのテレビに接続すれば最小限の追加投資で大画面の液晶一体型パソコンが手に入るし、ポケットに入れて普段から持ち運び、HDMI端子付きのディスプレーやプロジェクター(とできればネット回線)のある場所で使うこともできる。

ideacentre Stick 300の外観はCompute Stickとよく似ているが放熱口の数など、細かな違いも持つ。

 一方でインテルの「Compute Stick」を始めとして、各社がリファレンスデザインに基づいた設計を施しているため、スペック面での共通点は多い。とはいえ長時間安定して稼動させるための放熱の仕組みであったり、付属する周辺機器などで各社が差別化を図っている。これが価格の違いにもつながっている。

 ideacentre Stick 300については、価格が税別で2万円以下(税込みで2万1000円前後)と比較的安価に抑えられていることに加え、初回ロット限定(4000台)で無線キーボード(マイクロソフト製『All-in-One Media Keyboard』)が付属する。スティックPCの利用には必須とも言えるアクセサリーだし、単体で購入した際、実売で3000円弱であることを考えると、競合他社と比べてもかなりリーズナブルな価格設定と言える。

All-in-One Media Keyboard

 タッチパッドを一体化し、キータッチも一般的なノートパソコンと比べて遜色ない仕上がり。ホットキーに3種類のアプリを登録できる点も、ブラウジングや動画再生など比較的用途を限定して使う機会が多いスティックPCだからこそ、メリットとなりそうだ。

 またインテルのCompute Stickと比較すると放熱用の穴の数などがより多く空いていることに気付く。メーカー独自の検証を実施して、必要な対応がなされているのだろう。なお、筐体にはファンを内蔵しているが、低負荷時の騒音は低く、常時起動しておいてもほぼ気にならない。

主な仕様
製品名 ideacentre Stick 300
CPU Atom Z3735F(1.33GHz)
メモリー 2GB
ストレージ 32GB(eMMC)
I/O USB 2.0×1、Micro-USB(給電用)
Bluetooth、IEEE 802.11b/g/n
スロット microSDカード
サイズ 幅37.6×奥行き14.5×高さ119mm
重量 約63g
OS Windows 8.1 Update(32bit版)

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