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8月下旬から限定生産

OPPO、日本の技術で音質改善したBlu-ray Discプレーヤー

2015年07月31日 15時19分更新

文● 小林/ASCII.jp

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 OPPO Digital Japanは7月31日、3Dやハイレゾ音源の再生に対応したBlu-ray Discプレーヤー「BDP-105D JAPAN LIMITED」を数量限定で販売すると発表した。ブラックとチタニウムグレーの2つのカラーが選択でき、価格はオープンプライス。8月中旬の発売を予定している。

 評判の高かった「BDP-105DJP」の基本設計を踏襲しつつ,日本の優れたマテリアルを駆使し、高音質・高画質化のノウハウを結集させた最高級モデルをうたう。USB DAC機能利用時にはDSD 11.2MHzファイルに対応。32bit/384kHzのPCMにも対応しており、フルスペックでハイレゾ音源に対応できる。

 高音質化のための特徴としては、非磁性体金属による各種強化パーツの追加により内部不要振動を抑え,重心をセット中心に一致させた「オプティマル・バイブレーション・コントロール・アラインメント」、 D/Aコンバーターの水晶発振器に日本電波工業(NDK)製高クロック低位相雑音水晶発振器、内部の高周波ノイズを効果的に対策するため旭化成せんい製ノイズ抑制素材「PULSHUT」、振動減衰に優れたアイシン高丘(TAOC)製グラデーション鋳鉄インシュレーターなど日本のデバイスメーカーのパーツを積極的に採用している。

 内蔵するDAC ICは ESS Technologyの「ES9018S」をステレオ・マルチチャンネル専用にそれぞれ1枚ずつ,合計2枚搭載する。また人間の見方を基にした両眼立体情報を付加する特許技術「Darbee Visual Presenceテクノロジー」を採用。 4kアップスケーリング機能,デュアルHDMI v1.4a出力なども搭載する。

ローダーメカ部の天板を非磁性体3mm厚ステンレス金属加工部品に変更。各種ディスクの読み取り安定性を改善。電源部の鋼板カバーの上部にも非磁性体3mm厚ステンレス金属加工部品を追加し、重量バランスの調整と電磁波対策を実施している。

シャーシ下に3mm厚強化ボトムプレートを追加し、強度アップ。重量バランスと排熱を考慮し,比強度が高く熱伝導性の高いアルミ合金を使用

振動減衰性能に優れたTAOC製グラデーション鋳鉄インシュレーターを使用することで、従来品以上に安定した設置性を確保するとともに、内部の振動を効果的に減衰させつつ、外部振動の影響を受けにくい構造へと進化したという。

 なお、BDP-105DJPのユーザーに対して、BDP-105D JAPAN LIMITED相当品へのアップグレードサービスを実施予定。詳細は近日中に案内するとのこと。

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