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SAPテーブルをインメモリカラムストアに追加、データ分析/トランザクションを高速化

「Oracle DB In-Memory」がSAPの稼働基盤として認定取得

2015年07月30日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 日本オラクルは7月28日、同社データベースのインメモリオプション「Oracle Database In-Memory(Oracle DB In-Memory)」が、SAP ERPなどの技術プラットフォームである「SAP NetWeaver 7.x」の稼働基盤としてSAPから認定を受けたことを発表した。

 Oracle DB In-Memoryは、「Oracle Database 12c」のインメモリDBオプション(関連記事)。Oracle DB上で稼働するあらゆる既存アプリケーションを、ソフトウェア変更なしで高速に処理する。高速な分析処理と効率的なOLTPを同時に実現するのが特徴。

 すでにOracle DB 12cはSAP認定を受けているが、今回あらためてインメモリオプションもSAPによる認定を取得した。同社では「SAPのテーブルをインメモリのカラムストアに追加することで、既存のアプリケーション上でリアルタイムデータ分析とリアルタイムのトランザクション処理を行うことができる」としている。

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