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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第6回

小さくてどこでも付けられる定番ウェアラブルカメラ「GoPro HERO4 Session」

2015年07月28日 12時00分更新

文● 織野至

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今回紹介する「GoPro HERO4 Session」は、スポーツだけでなく、レジャーでも活躍する系のウェアラブルカメラだ

今回紹介する「GoPro HERO4 Session」は、スポーツだけでなく、レジャーでも活躍する系のウェアラブルカメラだ

 ウェアラブルカメラの代名詞といえば「GoPro」。YouTubeだけでなく、CMでも使用されている映像はまったく珍しくなくなった。そのため、他のメーカーも追従する形で、類似製品を展開するようになっている。

 それもあって、いまさらGoProがなんぞやといった説明は不要だと思う。今回のブツは「GoPro HERO4 Session」(実売価格5万5000円前後)。ハイエンド機である「GoPro HERO4」の下位機種として位置しているが、キューブな見た目とハウジング不要の防水性能でよりお手軽さを出しつつ、性能も十二分といったものになる。さっそく見ていこう。

手のひらサイズ! 小さい四角形の黒いヤツ

38.2×38.2×36.4mmというコンパクトサイズが特徴

38.2×38.2×36.4mmというコンパクトサイズが特徴

 GoPro HERO4 Sessionはキューブ型のウェアラブルカメラで、サイズは38.2×38.2×36.4mmというほぼ正方形形状であり、重量は72gと軽く、シリーズで共通のマウントを流用した場合、いままでに以上に設置しやすいといえる。

 またハウジング不要な作りで、10m防水に対応。これまでのGoProシリーズのお約束そのままにコンパクト化を施したものが、GoPro HERO4 Sessionだと思っていいだろう。

付属品。コンパクトフレームに本体をセットすると、GoProマウント対応アクセサリーを使用できる

付属品。コンパクトフレームに本体をセットすると、GoProマウント対応アクセサリーを使用できる

側面のカバーを開くと、microUSBとmicroSDカードスロットがある。カバー裏には防水用パッキンも

側面のカバーを開くと、microUSBとmicroSDカードスロットがある。カバー裏には防水用パッキンも

レンズ前には防水目的と保護目的のフィルターが用意されているため、タフな環境にも対応しやすい

レンズ前には防水目的と保護目的のフィルターが用意されているため、タフな環境にも対応しやすい

コンパクトフレームにセットしたところ。基本的にはこの状態で運用するのがよさそう

コンパクトフレームにセットしたところ。基本的にはこの状態で運用するのがよさそう

 本体にはマウント接続部などはないが、キューブ型である部分を活用して両面テープでその辺に固定したり、ペットボトルの上に置いてみたりといった運用のほか、専用のコンパクトフレームにはGoProマウント接続部が用意されているため、すでにいくつかのアクセサリーを持っているのであれば、そのまま流用可能だ。

 性能部分を見ると、カメラは800万画素で、録画性能は1440p/1080p/1080p SuperView(16:9)/960p/720p/720p SuperView(16:9)/WVGAに対応している。1080pでは60fpsまで対応するため、主に使用する設定は1080p、60fpsになるだろう。

 そのほか、静止画や連写機能、タイムラプス(0.5秒および1/2/5/10/30/60秒間隔)にも対応する。タイムラプスは後述するが、GoProユーザーが無料で利用できる編集ソフト「GoPro Studio」などで動画にできるため、お手軽に4Kタイムラプスを作成できるのも、いい部分だといえる。

録画中やWi-Fi接続中などは、2つのLEDで確認できる

録画中やWi-Fi接続中などは、2つのLEDで確認できる

輝度高めのパネルで設定やその確認ができる

輝度高めのパネルで設定やその確認ができる

晴天下でもパネルの確認はしやすかった。暗闇で目立つ場合はテープを貼っておくなどで対応しよう

晴天下でもパネルの確認はしやすかった。暗闇で目立つ場合はテープを貼っておくなどで対応しよう

 操作については本体上部のボタンと背面のボタンの2つを組み合わせて操作するもので、設定済みであれば、上部のボタンを押すだけでスタートする。

 また、専用スマホアプリもあるため、まずはそちらで設定を決定しておくといいだろう。まあ、いつものGoProそのものであり、はじめてのGoProである場合も操作に戸惑うことはほとんどないレベルの、ハードルの低い製品でありつつ、実用的なものだ。

細かい設定はスマホアプリで済ませておいたほうが楽

細かい設定はスマホアプリで済ませておいたほうが楽

(次ページに続く、「自撮り棒とGoPro HERO4 Sessionの組み合わせを試す」)

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