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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第66回

招待なしで使えるようになった「Inbox by Gmail」を徹底解説

2015年07月22日 13時10分更新

文● 柳谷智宣

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似たようなメールをまとめる「カテゴリ」機能

 「Inbox」のメールは内容により、「カテゴリ」に分類できる。旅行に関するメールはトラベル、買い物系ならショッピング、銀行引き落としなどはマネーといった具合だ。似た内容のメールを管理できるので見逃さずに済むし、一括処理することもできる。これはGmailのラベルとフィルターの作成とは異なる機能。ラベル&フィルターを使いたいなら、「Inbox」ではカスタムラベル機能を利用する。

メニューを開き、カテゴリーを選択する。ここでは「トラベル」をタップしてみる

旅行の計画が表示される

旅行に関連するメールとその内容を元にした旅行予定が表示される

「ショッピング」を開いたところ

「カスタムラベル」を使うなら「新規作成」をタップする

ラベル名を入力する

条件を入力し、「保存」を選べば完了

GmailアプリはまだだがInboxアプリは送信取消に対応!

 「真似したくなるPC活用術 ― 第198回 今勢いに乗っているGoogleの最新サービスをいち早く使い倒す技」で紹介したとおり、「Inbox」でもメール送信の取消が可能になっている。

 ウェブ版と同様、送信後一定時間(数秒~数十秒)以内に「元に戻す」をタップすればいい。

右上の紙飛行機マークをタップして送信する

画面下の「元に戻す」リンクが表示されているうちにタップする

送信がキャンセルされて、メールの作成画面に戻る

 以上が「Inbox」の説明書となる。「Gmail」のスマホアプリも完成度が高いのだが、送信取消機能を使うなら「Inbox」一択だ。それ以外にも、受信トレイを空にするスタイルで運用しているユーザーにもおすすめ。スヌーズも便利だ。Gmailユーザーなら、一度試してみてはいかがだろうか。「Gmail」アプリに戻れなくなる人もいることだろう。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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