エレコムは7月21日、SDHC・microSDHCカードの「データ復旧サービス付き」シリーズと、簡易パッケージ採用の法人向けシリーズに、それぞれ4GBモデルを追加した。8月上旬より発売する。
SDHCカード「MF-FSD004GC」シリーズ2製品と、microSDHCカード「MF-MSD004GC」シリーズ2製品は、データ復旧サービスが付いたメモリカード。いずれもオープン価格。
4製品はいずれも1年間の保証期間内に1回限り、無償で消失したデータの復旧サービスを利用できる。万一、データが消失した場合は、データ復旧を「ロジテックINAソリューションズ」の専門部署が担当。高い復旧率を誇るだけでなく、ISMS(情報セキュリティ国際規格)を取得しているので、データの取り扱いには高い意識と管理体制で運用されているという。
SDHC/microSDHCカードのそれぞれに、最低速度毎秒4MBを保証する「SDスピードクラス:class 4」に対応したモデルと、最低速度毎秒10MBの高速転送を保証する「SDスピードクラス:class 10」に対応したモデルをラインアップする。容量はいずれも4GBで、約40分のフルHD動画、1800万画素の写真データを約600枚分保存可能だ。
法人向けの「MF-MSD004GC4/H」は簡易パッケージを採用したmicroSDHCカード。最低速度毎秒4MBを保証するSDスピードクラス:class 4に対応する。価格は1382円。
法人向けを含むmicroSDHCカードの3シリーズは、いずれも1mの水中に30分間沈んでいても内部に水が入らない構造条件を満たす「JIS防水保護等級7(IPX7)」に準拠するので、防水仕様の携帯電話などと組み合わせて使用すれば、万一の水濡れに備えられる。また、SDHCカード用の変換アダプタが付属する。
全製品とも、CPRM技術を採用した著作権保護機能に対応し、CPRM技術で著作権保護された音楽データや動画データなどのコンテンツなどでも使用できる。