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YouTubeよりリッチ!? iPhoneのApple Musicでミュージックビデオを見まくるテク

2015年07月19日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

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 アーティストのミュージックビデオ(MV)を視聴するとき、一般的なiPhoneユーザーはYouTubeなどの動画サイトにアクセスするだろう。実際に筆者自身も、好きなMVは再生リストに追加し、ヒマなときに見たりBGM代わりに流したりしている。

 しかし好きなMVは大抵の場合、好みのアーティストの曲なワケで、ミュージックアプリと別個にプレイリストを管理するのは二度手間だ。さらにYouTube公式アプリの場合、オフラインで視聴できない、再生前に広告が流れる、バックグラウンド再生に未対応などの難点もある。

YouTube公式アプリはストリーミング再生が基本なので、オフラインでは基本的に利用できない

実はミュージックビデオも見放題なApple Music

 ところが、Apple Musicを使うと、楽曲とMV両方をスマートに管理できる。Apple Musicは「数百万曲が聴き放題!」という部分はよく話題になるが、MVも見放題なのは意外と知られていない。しかも広告がなく、高画質で、オフラインでもバックグラウンドでも再生できて、サクサク安定して動く優秀さなのだ!

実はApple Musicにもあったミュージックビデオ

 まず画面右上の虫眼鏡アイコンをタップし、アーティスト名や曲名で検索。検索結果の「ミュージックビデオ」から曲を選択し再生ボタンをタップすれば、高画質ですぐに再生が始まる。「New」タブには「おすすめミュージックビデオ」のメニューもあるのであわせてチェックしたい。

「New」タブの「おすすめミュージックビデオ」では邦楽/洋楽の新作MVをチェックできる

 気に入ったMVがあれば、楽曲と同じようにプレイリストの作成や、マイミュージックへの追加ができる。「次に再生」や「“次はこちら”に追加」機能も使えるので、曲と同じ感覚で動画をポイポイ再生リストに放り込めて便利だ。

マイミュージックやプレイリストから、曲名の右にある「…」をタップすると、「次に再生」などの操作が可能

 ミュージックビデオだけのプレイリストを作っておけば、移動中のお供にピッタリだ。あらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておけば、通信料を気にする必要もない。もちろんその分ストレージは消費されるので、ダウンロードのしすぎには要注意だ。

 大画面のiPadなら、MVをノンストップで流す音楽番組代わりになる。高画質で広告がなく、曲と曲の合間もスムーズに再生されるリッチな体験は慣れると抜け出せなくなりそうだ。

 ただApple Musicはサービス開始直後であることもあり、MVの数はYouTubeのほうが圧倒的に多い。アップル自身がMVの制作に乗り出そうとしているなどという報道もあるので、今後はApple MusicでMV独占配信といった展開がありえるのかもしれないが、実際にどれほどコンテンツが充実するかは不明だ。それでも人気洋楽アーティストのMVは比較的揃っているので、気になる人はApple Musicで試してみるといいだろう。


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