このページの本文へ

1店舗の売上8千万!なぜ「たまごリピート」は成功するのか?(1)

2015年07月14日 07時57分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

ASP型の通販システム「たまごリピート」(旧:たまごカート)は、累計700社の導入実績を持ち、月額5万円からという低コストながらリピート通販に必要なノウハウ・機能が詰め込まれているシステムとして、ユーザーの支持が高い。1店舗あたりの年間売上は平均で約8000万円に上り、多くの導入企業が実績を上げている。通販を開始してから半年で数億円の売上を達成する企業もあるという。なぜ「たまごリピート」は通販会社の業績を上げられるのか、テモナ(株)の佐川隼人社長に聞いた。

テモナ(株)佐川社長

EC支援システムは細分化へ

――昨年10月に販促ツール「ヒキアゲール」を開始しました。開発の経緯をお聞かせください。
佐川 「たまごリピート」はCRM機能、ステップメール機能、コールセンター機能、ビップ顧客の見極め、セグメントごとのアプローチ、プロモーション、各種分析など、インターネット通販で必要な機能をほぼすべて網羅しています。ただ、ぽっかり空いていたのがお客様に合わせたWEBでのプロモーションでした。WEBで必要なことができていなかったため、1人ひとりに向けてWEBサイト上で接客する販促ツール「ヒキアゲール」を開発しました。例えば、お試し購入をしてくれたお客様が、次にアクセスしたときには正規の商品購入ページに案内するなど、顧客の情報に紐づけたWEBページを案内することで、確実な引き上げ率の向上が見込めます。実際に費用対効果も出ています。

 キーになるのは「ビッグデータ」です。はじめて訪れるお客様は、どのような人かわかりませんが、WEB上のビッグデータを活用すれば、購買率をアップさせることができる。DMP(データマネジメントプラットフォーム)を使用しているのですが、DMPは次々に新しいサービスが出ています。弊社は「こうすれば売上が上がる」というノウハウベースのツールで、機能ではなく価値を提供しています。
現在はデータを取ってさらに精度を高めるように改善しているところで、10月から機能を拡充してリニューアル販売する予定です。

image

――市場にはさまざまな通販システムが存在し、飽和状態となっています。通販企業も見極めが難しくなっているように感じています。
佐川 EC市場は成長しているため、サービスも進化していかなければなりません。どれだけ深堀できるのかが重要。「定期向け」「アパレル特化型」など、今後は細分化していくと思います。対象が広すぎると難しいものになりがちです。
ただ、システムを導入するメリットは「効率化」と「収益アップ」の2つ。たとえば給与1人の社員が1カ月で100時間、給与に換算すると20万円かけてやっていた仕事が、システムを導入して50時間になったとすれば、10万円分の作業が効率化したことになります。収益アップは、単純に収益が10万円から20万円に上がるのかどうか。シンプルにこの2点だけを指標にすればわかりやすいと思います。どれだけ凄い機能があっても、効果がなかったり、オペレーションがうまくできなかったり、現場で使えなかったら意味がありません。

つづく

(文・構成:山本剛資)

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事