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ソフトバンクが開発支援の新システム基盤として導入

アプリの作成・更新まで!サイボウズ、kintoneのデプロイAPIを拡充

2015年07月14日 09時00分更新

文● 大谷イビサ

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 7月12日、サイボウズは業務アプリクラウドであるkintoneのAPIを拡充した。cybozu.com上に存在するアプリの情報を取得し、別アプリの作成、既存アプリを更新できるAPIを追加した。

 追加されたのはレコードのステータスの更新やアプリの作成と設定の変更、アプリの設定の運用環境への反映、一般設定、フォーム、一覧の取得・変更、フォーム、レコード、フィールドのアクセス権の取得・変更、JavaScript/CSSカスタマイズ設定の取得・変更などのREST API。これらのAPIを用いることで、大量のkintoneアプリを開発環境から本番環境にデプロイしたり、効率的に更新するすることができる。これにより、大規模なシステム開発で手法として用いられるステージングが、kintoneで実現可能になる。また、JavaScript APIでは保存実行前・編集画面などの非同期処理の終了を待って、イベントを実行する機能も追加された。

kintoneアプリ作成のイメージ

 今回はソフトバンクが開発支援の新システム基盤として「kintone」を導入したこともあわせて発表された。高いスピードでのシステム開発・改修が可能な点、充実したAPIの活用による幅広い機能要件に対応可能な点、さらに柔軟なアクセス権制御と充実した連携ソリューション、の3つが特に評価されている。またシステムの認証には、認証連携ソリューションである「OneLogin」を、ペンティオより導入されているという。

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