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ディスプレー部分が360度回転してタブレットモードに変形する11.6型ハイブリッドPCも

USB C充電でタブレット部600gの分離型ノート「Pavilion x2」も登場-日本HP夏モデル第2弾

2015年07月08日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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キーボード部を取り外せる10.1型ハイブリッドPC「HP Pavilion x2 10-n000」

 日本ヒューレット・パッカードは7月8日、2015年夏モデルの第2弾として、キーボード着脱式の10.1型ハイブリッドPC「HP Pavilion x2 10-n000」、ディスプレー部分が360度回転してタブレットモードに変形する11.6型ハイブリッドPC「HP Pavilion 11-k000 x360」、15.6型スタンダードPC「HP 15-ac000」を発表した。なお、OSはすべてWindows 8.1 Updateとなるが、Windows 10へのアップグレードにも対応する。

メタル調の赤が美しい「HP Pavilion x2 10-n000」のサンセットレッドモデル

10.1型ハイブリッドPC「Pavilion x2」は
キーボード部セットでも約1.19kgと軽量

 Pavilion x2 10-n000は、ドッキングコネクタでディスプレー(タブレット)部とキーボード部を接続するノートPC。CPUはAtom Z3736F(1.33GHz)で、ストレージは64GB(eMMC)、メモリーは2GBだ。

6月8日にシンガポールで開催された「HP PPS Innovation Day」で「HP Pavilion x2」を紹介する、米HP アジアパシフィック&アジア担当 PPSグループ コンピューティング・ソリューションズ部門 バイスプレジデントのアネリーズ・オルセン氏。ドッキングコネクタで固定するため、ディスプレーを持ち上げても、キーボード部は落ちない

充電はUSB 2.0 Type-C(USB C)

 「HP Pavilion x2 10-n000」のドッキングコネクタは左右対称になっており、液晶面がキーボード側を向く「ノートPCモード」に加え、液晶面を反対側にした「スタンドモード」でも利用できる。重さは、タブレット部の単体が約600g。ノートPCモード時でも約1.19gと十分持ち運べる軽さとなっている。バッテリー駆動時間は、約10時間45分だ(同社測定の「輝度80%設定、連続動画再生時(ストレージに格納した1080p動画)の駆動時間」)

キーボード部をたたんだ「タブレットモード」、タブレット部をノートPCモードとは反対向きに取り付けた「スタンドモード」にもなる

 10.1型の液晶はタッチ対応のISPで、解像度は1280×800ドット。インターフェースとして、HDMIマイクロ出力×1、USB 2.0×1、USB 2.0 Type-C×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1を搭載。USB 2.0 Type-C(USB C)は、充電時には電源コネクターとして利用する

キーストロークや傾斜ギミックでタイピングを快適に

 「HP Pavilion x2 10-n000」のキーボードはタイピングしやすいように設計しており、キーストロークは1.5mmを確保。さらにノートPCモードでは、キーボードが傾斜するギミックも搭載し、キー入力を自然な角度で行なえるようになっている。

 カラーバリエーションは、「サンセットレッド」、「ブリザードホワイト」を用意。同社の直販サイト「HP Directplus」では、両色のオフィスなしモデルを、それぞれ5万3784円で販売する。

 量販店モデルは「Office Home and Business 2013」を搭載し、それぞれ7万円程度で販売される予定だ。どのモデルも、販売開始時期は8月下旬となっている。

「HP Pavilion x2 10-n000」のブリザードホワイトモデル

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

 

(次ページ、「3枚ギアでスムーズな美しい“変形”の11型「Pavilion x360」」に続く)

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