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詰め替えなどの悪質商法を防止する

レミー・マルタン、スマホをかざすNFC内蔵ボトル栓を採用

2015年07月06日 15時19分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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Rémy Martin CLUB Connected Bottle

 仏高級酒のレミーマルタン(Rémy Martin)は7月1日、コニャックなど酒のボトルキャップ部にNFCタグを内蔵した商品「レミーマルタン・コネクテッドボトル」を展開すると発表した。

CapSeal技術。ボトルの首にあるシュリンクに容易に断線する配線があるようだ

 SELINKOの「CapSeal」と呼ばれる技術を採用。スマホと通信できるNFCチップがボトルのキャップ部分に収められ、ボトルの口の部分にあるシール部に配線が内側から貼り付けられているようだ。シールをはがすと断線するため、スマホをかざすことで一度も開栓されたことがないこと/開栓されたことがスマホ側で分かる。

スマホ側のアプリで一度も開栓されていないかどうかが分かる 

 ボトル内の酒を詰め替えるといった悪質な販売を防ぐ狙いがあり、今年秋から中国で発売される。また、SELINKOによると、酒が最終的にどのような顧客に消費されたかを確実に追跡できるため、ダイレクトマーケティングといった展開に利用しやすい。レミーマルタンではポイント制といった顧客用サービスも行なうようだ。

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