このページの本文へ

米Connected Dataのファイル共有ソリューション

DropboxやOneDriveを作れるストレージ「Transporter」がプリンストンから

2015年06月26日 14時30分更新

文● 金子/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Dropboxの様な使い方も可能なファイルサーバー「Transporter For Business」(左)と「Transporter For Groups」

 プリンストンは6月26日、米Connected Dataのファイル共有ソリューション「Transporter For Business」「Transporter For Groups」を発表した。

 両製品は、DropboxやOneDriveのようなオンラインストレージの感覚で利用する機能も持つファイルサーバー。WindowsやMacだけでなく、iPhoneやiPad、Android搭載のスマートフォン/タブレットからのアクセスにも対応する。オンラインストレージと異なりデータを自社設備内に置け、また月額費用は生じないメリットがある。

オンラインストレージのように、インターネット経由でファイルの共有が行なえる。VPNは不要だ

WindowsやMacに専用クライアントソフトを用意

 Transporter For Businessはラックマウント型で、高速&大容量のファイルシェア環境を構築し、多ユーザーに対応した大規模組織向けの製品。HDD容量24TB(4TB×6)で通常のユーザーである「組織ユーザー」が最大150人までの「Transporter 150」、12TB(2TB×6)で75人までの「Transporter 75」の2モデルを用意する。

管理者ではなく一般ユーザー(組織ユーザー)が、ゲストとなるユーザーをフォルダー単位で招待できる

 Transporter For Groupsは、場所をとらないキューブ型筐体で、プロジェクトやグループメンバーの情報共有に適した小・中規模組織向けの製品。上位モデルの「Transporter 30」は12TB(3TB×4)で、組織ユーザーは最大30人。ローエンドの「Transporter 15」は8TB(2TB×4)で、最大15人となる。

 全モデルとも、組織ユーザー数に上限はあるが、組織ユーザーが招待する「ゲストユーザー」の人数に制限はない。

「Transporter For Business」「Transporter For Groups」のラインナップと仕様

■関連サイト

カテゴリートップへ