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持ち運べる4Kディスプレーとして映像制作分野に訴求

世界初、HDMI 2.0/4K60p入力対応のTOUGHPAD 4K

2015年06月23日 15時09分更新

文● 小林/ASCII.jp

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さまざまな用途に広げ、販売台数を拡大

 FZ-Y1CHはこうしたTOUGHPAD 4Kの利用範囲をさらに拡大し、「映像制作業界」や「写真撮影業界」、「医療業界」などへの導入を進められる機種として展開していく計画だ。高解像度を生かして、4K映像のフォーカス確認が高精細なライブモニターとして、また高視野角で鮮やかな表示ができるプレゼンテーションツールとして訴求するほか、医療現場では内視鏡やレントゲン撮影などをより高画質に見せたり、複数人でペンを用いてカンファレンスする用途なども提案していく。

Windowsタブレットでマルチウィンドウの表示も可能であるため、映像のプレビューや確認だけでなく、コンテを一緒に表示していくなど、作業効率を高められる。

ピンチ操作によるフォーカス位置の拡大縮小や、テロップ出しなど映像収録をサポートする可能性を持つ。

医療を想定した使用例。右の動画はこのサイズでもフルHDの画質となっている。

専用オプションとして、VESAマウント用のネジ穴もついたクレードルが用意されている。

専用端子と接続し、バッテリーの追加やポートの増設が可能

屋外での長時間使用を想定して、大容量バッテリーと組み合わせたソリューションも用意している。

 パナソニックAVCネットワークス社常務でITプロダクツ事業部 事業部長の原田秀昭氏は、こうした展開からTOUGHPAD 4Kが2016年度には100万台規模の累計出荷が望めること、さらに2018年度には200万台の出荷を目指す計画があることを明らかにした。

パナソニックAVCネットワークス社常務でITプロダクツ事業部 事業部長の原田秀昭氏

TOUGHPADシリーズの既存モデル。水没可能なモデルを含む高い堅牢性を売りにしている。

 製品の主なスペックは下記のとおり。

TOUCHBOOK 4Kの主なスペック
型番 FZ-Y1CHBBZBJ FZ-Y1CA AAZBJ
CPU Core i5-5300U vPro(2.30GHz)
メモリー 8GB 4GB
SSD 256GB 128GB
GPU Intel HD Graphics 5500
ディスプレー 20型4K IPSα液晶パネル(解像度3840b×2560ドット、230ppi)
カメラ 92万画素(フロント)
外部映像 HDMI 2,0入力、Mini DisplayPort出力など
通信機能 IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
電子ペン 対応 ──
本体サイズ 幅475×奥行き334×高さ12.5mm
重量 約2.33kg 約2.30kg
OS Windows 8.1 Pro Update(64bit)

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