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飲食店や公民館にある特殊簡易公衆電話(ピンク電話)を目指したインターネット普及

NTT東日本、ピンク電話のように使える「公衆かんたんタブレット」実証実験

2015年06月22日 17時54分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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公衆かんたんタブレット(仮称)の画面イメージ

 東日本電信電話(NTT東日本)は6月22日、公共施設や飲食店などに設置して誰でも手軽にインターネットを利用できる「公衆かんたんタブレット(仮称)」実現に向けたトライアル実験を開始すると発表した。

お年寄りなど、これまでインターネット利用をしなかった世代にも利用しやすい工夫がなされている 

 ICT利用によるインターネット利用の普及を推進するのが目的で、商店街やカフェ、公民館などへの設置を目的としており、従来の特殊簡易公衆電話(ピンク電話)と同じような利用・普及を計画している。

NFCによる個人認証と使いやすいUIが検証課題 

 インターネットに慣れていないシニア世代でも利用しやすいように画面デザインやUIを工夫しているのが特長だが、今回の実証実験ではとくに個人認証の実用性評価・検証を取り入れている。NFC対応のタブレットを用い、NFCタグを使ってタブレット利用の認証を行うほか、IDやパスワードが異なるさまざまなサービスに自動ログインできる環境を提供するという。

個人認証はさまざまなサービスごとのログインを不要とするようになっている 

 自治会からのお知らせ、商店街からのお知らせ、交通機関運行状況やニュース、メール、雑誌などのサービスコンテンツを提供。実証実験の場所および期間は、新潟県長岡市ながおか市民センター1階タニタカフェ(76月24日~9月30日)、山形県山形市七日街の七日街商店街7店舗(7月14日~9月30日)。

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