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アイ・オー・データ機器とCCCが共同開発

PCレスで音楽CDをスマホに取り込み! Wi-Fi接続の光学ドライブ「T Air」

2015年06月19日 19時39分更新

文● 花茂未来 編集●ASCII.jp

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「T Air」

 アイ・オー・データ機器は18日、カルチュア・コンビニエンス・クラブが手がける蔦屋書店ブランドの製品として、携帯端末に音楽CDを直接取り込める光学ドライブ「T Air」を共同開発したと発表した。本日より全国のTSUTAYA/蔦屋書店184店舗で先行発売し、7月5日以降順次取扱店舗を拡大する。オンラインストアでの直販価格は1万2744円。

 光学ドライブと携帯端末はWi-Fiで接続。T Air用のアプリを使ってCDを読み込む仕組み。T Airは、添付されているACアダプターで駆動する。アプリはiOS/Android OSの両方に対応している。

 アプリでは曲の取り込みに加え、Gracenote MusicIDに対応している。そのため、取り込み時にアルバム名や曲名、ジャケット写真などを自動取得して反映。もちろん再生も可能で、自動で歌詞を表示する機能もある。

 本製品のベースとなったのは、アイ・オー・データ機器が販売している「CDレコ」。アップルロスレス形式や、FLACといった高音質形式への対応、歌詞表示といった新機能に無償で対応し、累計8万台以上を出荷している製品だ。

 T AirはこうしたCDレコと同等の機能を受け継ぎつつ、東京・上海を拠点に活躍するプロダクトデザイナーのYOH KOMIYAMAにより、「1冊の本」のような外観に仕上がっている。

 本体サイズは幅145×奥行き176×高さ16mm。本体カラーはライトグレー。また、ラバー塗装で仕上げてあるため、取り込み時に本体が衝撃などで滑りにくくなっている。

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