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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第197回

手頃で手軽で安くて速い「Chromebook」を活用する技

2015年06月18日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 日本では2014年11月から個人向けにも販売がスタートしたChromebook。昨年末には若干話題になったものの、最近はさっぱり耳にしなくなった。とはいえ、別に消えてしまったわけではない。相変わらずアメリカでは好調に売れており、勢いづいている。今回は、そんなChromebookの魅力と活用する方法を紹介しよう。

AcerのChromebook「CB3-111-H14M」を使い倒してみた

綺麗にまとまったノートPC!実売価格は3万4000円前後

 「Chromebook」は、2011年にGoogleが開発したOS「Chrome OS」を搭載するノートPC。日本でのデビューは少し遅れたうえ、教育機関や法人向けの販売からスタートした。個人向けとして発売されたのはついこの前、2014年11月から。「Chromebook」にはChromeブラウザーが搭載されており、ウェブサービスの利用はもちろん、Chrome上で動作するアプリも利用できる。反面、独自OSのため、WindowsやMac、Androidなどのアプリは利用できない。端末の安さが魅力で、日本でも3万円前後で購入できる。今回試用するACERのChromebook「CB3-111-H14M」の実売価格は3万4000円前後となる。

Chromebook「CB3-111-H14M」

 まずは、ハード面をチェックしてみよう。CPUはデュアルコアのCeleron N2840で、動作クロックは2.16GHz。メモリは4GB、液晶サイズは11.6型で、解像度は1366×768ドット。アスペクト比は16:9となる。ストレージは16GBのeMMCを搭載する。eMMCはembedded Multi Media Cardの略で、SSDのようにメモリーを内蔵するデバイスで、最高転送速度はSSDよりも遅い。その分小型化でき、消費電力も小さいのがウリだ。

 本体サイズは幅299×奥行き202×高さ18.65mm、重量は1.10kg。ビジネスバックに余裕で収まるサイズで、重さも1kgちょっとと持ち歩いても負担は小さい。ウェブカメラとマイクを搭載し、無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに加え、高速なIEEE 802.11acもサポートしている。インターフェースはUSB 2.0とUSB 3.0を1つずつ備え、映像出力はHDMI。バッテリーは3セルのリチウムイオン電池で、容量は3220mAh。最長駆動時間は8.5時間となる。1日動作するタフネスさは、ACアダプターを持ち歩かなくて済むので魅力的だ。

クリアなホワイトカラーで、天板にChromeのAcerのロゴが入っている左側面にはUSB 3.0端子とSDカードスロットを搭載右側面にはUSB 2.0端子とイヤホン端子を備える

 本体は樹脂製であまり高級感はないが、しっかりとした作りで、弱い感じはない。ホワイトカラーは明るくシンプルで見た目がいい。キーボードも一般的なノートPCといった感じ。手頃な感じで、普段使いにぴったりだ。一部のキーが右側のキーとくっついているのが気になった。実際にタイプする際はそれほど邪魔にならなかったが、Enterキーの打ち間違えは何回か起きた。ユニークなのが、Fnキーがない点。ダイレクトに多機能キーを利用できる。

液晶サイズは11.6型
背面にはHDMI端子と電源端子を搭載するキーボードは普通の配列だが、右側のキーが密着している。電源ボタンは右上にある

ぱっと見はWindowsパソコンと変わらない!?

 起動したら、無線LANに接続し、Googleアカウントでサインイン。続いて、アカウントの画像などを選んだら、Chromebookが起動する。早速Chromeブラウザーを起動して、ウェブサイトを表示してみると、さくさく動く。激安PCのレスポンスではない。これは、Chrome OSそのものの動作が軽快なためだろう。ブラウザーを操作している限り、見た目も使い勝手もWindowsパソコンと変わらない。

Googleアカウントでサインインする初回起動時にはアカウントのセットアップを行なう

 ちなみに、画面キャプチャーはCtrl+「□||」キーで撮ることができる。「□||」キーは、Fnキーで言うなら5番目の位置にある。単体で「□||」キーを押すと、アプリの切り替え画面が開く。デスクトップの一部をキャプチャーする場合はCtrl+Shift+「□||」キーを押し、撮りたい領域をドラッグして指定する。ただし、「GIMP on rollApp」など一部のアプリでは動作せず、画面が撮れなかったのには困った。

 ファイルは基本的にクラウドサービスを利用する。初期設定では、「Googleドライブ」がインストールされており、内蔵ストレージに用にアクセスできる。「新しいサービスを追加」から「Dropbox」や「OneDrive」を登録することも可能だ。

Chromebookが起動できた!Chromeでウェブサイトを表示してみる。Windows版のChromeと同じように利用できる
Ctrl+「□||」キーで画面キャプチャーを撮れる「新しいサービスを追加」をクリックし、Dropboxを選択する
「MOUNT」をクリックして有効化する「ファイル」アプリから、Googleドライブと同じように、Dropbox内のファイルにアクセスできるようになった

次ページでは、「Chromebookストアからアプリをダウンロード

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