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WWDC 2015 - アップル開発者イベントでなにが出る!? ― 第12回

WWDC 2015、有識者はこう見る

「アップル、プライバシー保護でグーグルとの違いをアピールか」――石川温氏

2015年06月16日 09時00分更新

文● 石川温 編集●ナカムラ/ASCII.jp

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 2015年6月9日にAppleの開発者向けイベント「WWDC 2015」が開催された。今回の発表に関して、ケータイジャーナリストの石川温氏からのコメントが届いたのでご紹介する。

プライバシー保護でグーグルとの違いをアピールか

 今回の基調講演で気になったのが、徹底して「プライバシーの保護」を強調していた点だ。

 ユーザーの行動を予測してアプリや連絡先を表示する機能においても、データは第三者に渡すことなく、端末内だけで処理することを明言。ユーザーデータを広告に活用するなんて、もってのほかだと言わんばかりであった。

 明らかにグーグルを意識した発言であり、グーグルとはスタンスが異なることをアピールしたがっていた感があった。アップルとグーグルではビジネスモデルが異なるだけに、当然と言えば当然なのだが、ここまでアップルがプライバシーの保護を強調したのはちょっと意外な感があった。

 よほど、グーグルのやり方が気にくわないのか、ユーザーをきっちりと守りたいのか。 今後、このスタンスの違いがプラットフォームを選ぶ上で、重要な要素になってくるかもしれない。


石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『ケータイ業界52人が語る「戦略」の裏側』(毎日コミュニケーションズ)など、著書多数。


(WWDC 2015についての情報まとめはこちら)

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