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ビーコン技術を利用すればどんなものでもIoT化

ポスターに貼った「物理ボタン」を押すだけでツイートするIoT

2015年06月10日 17時44分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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お届けビーコン(左)と「邪神ちゃんドロップキック」販促リアルTwitterボタン付きポスター(右) 

 アプリックスは6月10日、IoT技術を活かしてポスターに貼ったボタンを押すだけでツイート、物理ボタンを押せばオンライン購入ができるなどのソリューションを展開・提供開始したと発表した。

 「リアルTwitterボタン」は同社のビーコン技術を用いたもので、気になった商品などのポスターに設置されたボタンを押せば自動的にスマホがツイートする(実際にはスマホのテキストが書き込まれた状態でTwitterクライアントが起動して、スマホ画面上で投稿ボタンを押してツイートする)。Interop Tokyo 2015会場ではメテオ COMICSの「邪神ちゃんドロップキック」とタイアップしたポスターでデモを実施。広告主側としてはツイート頻度やタイミングなどにより、販促効果を調べるなどの効果的な利用が可能となるという。

お届けビーコンの外観・ソリューション

 同様のビーコン技術を用いた「お届けビーコン」はミントタブレットケースサイズのビーコンデバイス。ボタンを押せばスマホにBluetooth LEで通知、クライアントアプリを経由してネットショップなどに注文を行う。誤発注を防止するため購入確認アプリが起動するなどの機能を付けられるほか、ビーコン側のLEDで「受注処理」、「注文中」などのプロセスが分かるという。ネットショップやネットスーパーが配布することを目的とした提供ではビーコン1個あたり単価500円(3万個以上)、メーカー販促用ならば1ユーザーあたり300円(1万ユーザー以上、アフィリエイトプログラム利用)で提供できるという。

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