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ここが変わったWindows 10 第50回

細かく進化するスタートメニュー、最新ビルド10130版を紹介

Windows 10、「スタートメニュー」の徹底使いこなし術

2015年06月10日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表し、6月1日、ついに公式ブログ上で「7月29日」からアップグレード開始と公表された。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Insider Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

Windows 10のスタートメニュー。左側にアプリの一覧、右側にアプリタイルが表示されている。※本記事内の画像はすべてビルド10130です

 Windows 10で本格復活するスタートメニューだが、ビルドが変わるごとに細かく進化してきた。今回は最新ビルド10130でのスタートメニューの挙動と使いこなし術を紹介する。

 Windowsキーを押すか、デスクトップ左下のWindowsアイコンをクリックすると、スタートメニューが開く。左側に一覧メニュー、その右側にタイルが表示されている。スタートメニューの表示エリアは、境界をドラッグすることで調整可能。設定により全画面表示もできる。以前はスタートメニューの右上に全画面ボタンがあったのだが、廃止された。確かに以前の位置だと誤操作の元ではあったが、どこかに残してくれてもよかったと思う。

 左側には「よく使うアプリ」や「最近追加されたもの」が表示され、「すべてのアプリ」をクリックすると、インストールされているアプリ一覧が表示される。50音順に並んでいるのだが、日本語ならではの使いにくい点がある。それは、漢字のアプリ名が付けられていると、一番下の「漢字」といったカテゴリーにまとめられてしまうのだ。もちろん、読みの順番にもなっていない。これは非常に不便なので、何とかして欲しいところだ。

 ユーザー名をクリックすると、画面をロックしたりサインアウトするほか、アカウントの設定画面を開くこともできる。「オン/オフ」をクリックすると、スリープやシャットダウン、再起動などの操作が可能だ。

 一覧メニューの右側にはアプリのタイルが表示されている。Windows 8のスタートメニューと異なり、縦にスクロールするようになったのが特徴だ。そのおかげで、タブレットを縦持ちで使う際にも、スムーズにアプリを探すことができる。


 「すべてのアプリ」をクリックするとアプリ一覧が開く


 アプリ一覧が表示されている状態で、ユーザー名をクリックすると頭文字を選択してジャンプできるメニューが開く


 アプリ一覧の一番下には「漢字」カテゴリーがある


 ユーザー名をクリックすると、サインアウトなどが可能


 「オン/オフ」をクリックすると、シャットダウンや再起動などが可能


 スタートメニューのタイルは上下にスクロールする


(次ページ「タイルを使いやすいように整理整頓する」へ続く)

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