未来を描くスタートアップとマイクロソフトのストーリー 第3回

しくみデザイン、REAL SAMURAI、UNCOVER TRUTHで特別座談会

マイクロソフトと3社で語り合ったスタートアップの生き様

エンタープライズとの「つなぎ役」を期待したい

中村：うちの場合は「人脈」のメリットが大きいです。営業活動をしておらず、人脈作りの方法もわからなかった。それが、2年前に砂金さんと出会えたことで人脈が広がりました。バリバリのクリエイティブでも、イケイケのベンチャーでもない、居場所のない僕でも、しかるべき場所を与えてくれた。

「居場所のない僕でも、しかるべき場所を与えてくれた」（中村さん）

増淵：そういう話を聞くと、マイクロソフトが技術以外の側面で、どう起業支援すべきかのヒントになります。

砂金：エンタープライズの場合、訪問先を間違えると話が全然進まない。だから、僕らのような人間が、スタートアップをエンタープライズの適切な人につなげることができたら、すごく達成感がありますね。

小畑：僕たちも、現在はCEOの石川や僕の人脈と信用でビジネスをしている側面が強いですが、これはいずれ絶対に枯渇するんですよ。だから、スタートアップとしてはどこかの看板を背負って、セミナーや事例紹介を丁寧にやっていく必要があります。特に、僕たちが狙うナショナルクライアントは、そういう地道な作業がないと社内を通せないですから。その点、「マイクロソフト」という看板はとてつもなく大きいです。

砂金：B2B系のスタートアップは、単に目立つだけじゃなくて、きちんと実績を積む必要がある。マイクロソフトが支援して、多少なりともスタートアップへの信頼が担保できるのであれば、われわれの取り組みの価値はあると思います。

小畑：まさにそうです。VC系のイベントも、ベンチャー界隈では知られていても、エンタープライズにはほぼ知られていない。マイクロソフトには、まさにそこのつなぎ役を期待しています。

「マイクロソフトには、まさにエンタープライズとのつなぎ役を期待しています」（小畑さん）

■関連サイト

• しくみデザイン
• REAL SAMURAI
• UNCOVER TRUTH

6月25日、Microsoft Innovation Award表彰式が開催！

Microsoft Innovation Award 2015 表彰式はスタートアップ業界における新たなビジネスチャンスの発掘やアイディア創出のきっかけづくりの場として、充実のプログラムで開催いたします。受賞企業のピッチはもちろん、スタートアップ ビジネスの最新動向に関するパネルディスカッションや成功事例のご紹介などを予定しております。スタートアップと大手企業、そしてエンジニアのミートアップの機会をぜひ積極的にご活用ください。

■関連サイト

• Microsoft Innovation Award 2015
• 申し込みサイト（Peatix）

^{※参加無料/事前登録制、定員に達し次第締切とさせていただきます。すでに多数ご登録いただいており、定員に達していた場合には登録できない場合もございます。お早目にご登録ください。}